大阪の縮毛矯正専門店・矯正屋の辻和典です。
人の不幸に敏感に反応する人が多いのは脳科学的にも証明されているようです。
それは、他人が幸せそうにしていると、なぜか自分が不幸に思えてくる心理の事で、いわゆる「人の不幸は蜜の味」と言う感情の事です。
僕にも「人の不幸は蜜の味」って確かにそうだよなぁ・・・と思い当たることがあります。
それは口コミのレビューなどを見ると、良い口コミに比べて悪い口コミの方がイイネやグッドボタンの押される数が圧倒的に多いと言う事です。
目次
真偽も解らない話にも関わらず悪い口コミにだけ圧倒的に多くの人が反応
この「態度が横柄」と言う悪い口コミのグッドボタンが21
対して良い口コミのグッドボタンは1~2です。
しかも、この良い口コミにグッドボタンを押したのは僕自身なので、良い口コミのグッドは事実上ゼロに近いと言う事です。
なので、悪い口コミと良い口コミのその差は20倍以上・・・
このように、良い口コミも悪い口コミも、その真偽も解らない話のネタにも関わらず
悪い口コミにだけ圧倒的に多くの人が反応していると言う事実があります。
これだけを見ても「人の不幸は蜜の味なんだなぁ」と納得してしまいますね・・・
そもそも美容室の口コミのレビューは悪い口コミが集まる傾向がある
そもそも美容室の口コミのレビューは、その性質上「悪い口コミ」が集まるようになっています。
何故なら、逆に「良かったよ」とか「こんなの初めて」とかと言う良い評価は本人に直接伝えないと意味が無いからです。
多くの人は意味のない事に労力を使いませんので、良い評価を伝えたい時は口コミのレビューなどには書かずにLINEで直接本人に伝えたり、次回の来店の際にお褒め頂いたりするわけです。
実際に矯正屋でも口コミサイトで頂く良い評価の数を圧倒的に上回るほどのお褒めのLINEを頂きますが、そのお褒めの言葉はお願いしない限り口コミサイトのレビューに書いていただける事はありません。
だから僕は、矯正屋にご来店頂いたお客様からの口コミをお待ちしている事を積極的にお客様に伝えて投稿をお願いをするわけです。
以上のような理由で、良い口コミは自然に待っているだけでは自然発生しにくいのですが、それとは逆に自然発生するのが悪い口コミです。
何故かと言うと?それは口コミサイトのレビューが匿名だからです。
匿名とはつまりは陰口の事で昔から陰口って=悪口に決まっています。
この様な事で美容室の口コミのレビューは、その性質上「悪い口コミ」が集まるようになっているのです。
ラーメンオタクのような美容室オタクが存在しない事も理由の一つ
世の中には「オタク」と呼ばれるその筋の趣味に精通した素人が数多く存在します。
- ラーメンオタク
- 飛行機オタク
- アイドルオタク
- 歴史オタク
- 鉄道オタク
- 映画オタク
色々なジャンルのオタクが存在し、このオタクと呼ばれる人たちの、その対象に賭ける情熱は半端なものではなく自分が知りえた知識や情報を誰かに披露したくて仕方が無いのです。
ですのでラーメン屋さんなどのようにオタクが存在する業種では、良い口コミも悪い口コミも自然に発生するのですが、美容室オタクと言うのはいるのでしょうか?
僕は美容室オタクと言うのは聞いたことがありませんし、そもそも自分の大切な髪をゆだねる美容室とは転々とするものでは無いのでオタクの対象にはなりえないものなのです。
このように美容室オタクが存在しないと言う事も、良い口コミが自然に起こりにくい理由の一つだと考えられます。
考えたら、美容オタクはいますけど、美容室オタクってホントに聞かないですね。
言ってみたら完全なブルーオーシャンなので今から美容室オタクになったら業界トップがとれますね。
オタクと呼ばれる人たちの評価は一定以上の信頼がおける
オタクと呼ばれる人たちが進んで口コミのレビューを書くのは、他人に良い情報や悪い情報を伝えてあげないといけないと言った使命感などではありません。
「自分の気持ちを満足させる」と言う自分にとって大きな意味を持つものなので彼らは進んで口コミのレビューを書くわけです。
そしてオタクと呼ばれる人たちの評価姿勢は基本的に非常に冷静で公平な態度であり、それはまるで専門の評論家のようなレベルでの評価を下すのです。
何故なら彼らにとってそれがオタクとしての存在価値を左右するものだからです。
感情的で的外れな評価をすることで、過去に培ってきた自分の知識や経験を否定される事にもなり、オタクとしての信頼や評価も下がると言う事は彼らにとっては我慢ならない事なのです。
だから、オタクと呼ばれる人たちの評価は一定以上の信頼がおけると言う事なのです。
美容室の悪い口コミは悪意が前提にある口コミ
先ほども言ったように、普通の人は意味のない事に労力を使いません。
悪い口コミにせよ良い口コミにせよ、そこに何かを書くと言う事は結構な労力が必要な事でありメンドクサイものです。
だからオタクでもない普通の人は悪い口コミにせよ良い口コミにせよそんな意味のない事に労力を使わないはずなのです。
しかし美容室に悪い口コミを書く人たちは美容室オタクでは無く普通の人にも関わらず、労力が必要な口コミ投稿を頼まれてもいないのに進んで行っています。
そのオタクでもない普通の人がメンドクサイ事を行う原動力とは何なのでしょうか?
それが「悪意」と言う名の負のエネルギーなのでは無いでしょうか?
- 腹が立った
- 貶めてやろう
- 困らせてやろう
- 嫌な気持ちにさせてやろう
そう言った悪意と言う名の負のエネルギーが悪い口コミの前提条件としてあるのではないでしょうか?
そもそも冷静な状態と公平な目でその美容室の技術や接客を分析し口コミを投稿している人などいるのでしょうか?
全ての口コミの投稿は感情的になっている状態での投稿のはずです。
この感情的と言う部分でより強く感情的になっているのが悪い口コミのように思います。
その証拠に悪い口コミを見るとその文章には必ずと言っていいほどドロドロとしたものが入り混じって読み取れ、その「悪意」と言う負のエネルギーの強さを示すように驚くほどの長文で書かれている事が殆どです。
この様な感情的になっている人の意見を貴女がどう読み取るのかが大切なのですが、私なら感情的になっている人の意見など半分以下でしか読み取りません。
日常生活に置き換えて考えれば一目瞭然だと思います。
もし貴女の周りに、感情的になって誰かの悪い噂を陰で言っている人がいたら・・・あなたはその人やその人の話しをどう思いますか?と言うだけの話しです。
一部の美容室の口コミサイトはサイトの運営そのものがかなり疑問です。
全てではありませんが一部の美容室の口コミサイトなどはサイトそのものの運営姿勢が非常に疑問です。
例えば〇〇ログさんです。
実は今から15年ほど前に〇〇ログさんに「矯正屋のサロン情報そのものを削除してくれ」と依頼した事があったのです。
何故なら、ここに記載されている矯正屋のサロン情報は私自身が進んで登録をしたわけでは無く、サイトの運営者がホームページなどの情報をもとに勝手に登録し公開されているものだったからです
特に頼んでもいないのに情報を公開され、その上悪い口コミを投稿され非常に不快だった為に削除依頼をしたわけなのですが運営元の答えは「ユーザー様からの大切な情報ですので削除出来ない」との回答でした。
ならば「矯正屋のサロン情報そのものを削除してくれ」とも言ったのですがそれも不可能だと言う事で、僕からすれば「何勝手な理屈言ってんだよ」というのが当時の僕の正直な感想でした。
実はお金を払えば悪い口コミは削除できると言うカラクリ
その際に運営元から衝撃の説明をされて僕は唖然としました。
それは、実は僕がお金を払ってこのサイトの正規会員になる事で都合の悪い口コミは削除できると言う内容の話でした。
しかも正規会員になれば簡単に良い口コミのサクラ投稿をコントロールできると言う事も聞かされました。
口コミ用のFAX用紙があって、それを送ると運営元が変わりに投稿してくれると言う仕組みです。
運営元が一方的に勝手に登録をして、削除するためにはお金を払えって、たちの悪い当たり屋に遭遇した感じか、又はヤクザがやる美人局的なやり方で、いずれにしてもかなり卑劣なやり方に感じました。
当時の僕は、こんなものに屈服するぐらいなら悪い口コミをそのまま晒しておけば良いですし、それを見て矯正屋を選ばない人は来なくても良いと考えました。
お金を払って正規会員になると言う事はこのやり方に屈服したと言う事になりますのでそんな物にお金を払う事など絶対にしたくありません。
ですので、その口コミサイトの〇〇ログさんは現在も存在していますが、そんな運営姿勢の口コミサイトを信用する事って出来るのか?僕には大いに疑問です。
縮毛矯正歴20年のベテラン美容師が美容室の口コミレビューを分析したまとめ
美容室の口コミのレビューは、その性質上「悪い口コミ」が集まり「良い口コミ」は集まりにくいのですが、美容室選びの一つの参考になるのは間違いありません。
口コミは書き手がどんな態度で臨んでいるのかでその信憑性が大きく変わります。
文章には書き手の性格や人柄や想いがハッキリと出ますので、文章をしっかりと観察する事で良い美容室に出会えるかもしれません。
恐らく普通の人なら、その口コミがどのような性質の口コミなのか?を読み取れると思いますので冷静な目で観察してください。