縮毛矯正の事故発生の理由
ビリビリ・テロテロになるなどの縮毛矯正の事故が生じる理由は大きく三つに絞られます。
1・技術者の未熟さ
しかし技術者が未熟な段階では、むしろ注意深く行動する傾向にあるため、重大な事故は少ないです。
2・技術者の慢心
縮毛矯正による髪のダメージが起こる最も一般的な理由は技術者の慢心です。
縮毛矯正の施術に慣れてくると、慢心し必要以上のリスクを冒すことがあります。
これは自動車の事故にも通じる事例で「自分の運転技術は優れている」と過信した無謀ドライバーが事故を起こすのと同じ原理です。
縮毛矯正の場合も、「自分は上手だから失敗はしない」という過信が、普通なら行わないような無謀な施術に繋がり結果的に重大な縮毛矯正の事故を引き起こします。
3・不注意やうっかりミス
縮毛矯正の失敗の原因としては、不注意やうっかりミスも挙げられます。
例えば医療ミスなど、人間が関与する活動では不注意によるミスが常に存在します。
薬の取り違えや、何かを忘れてしまうなど、縮毛矯正でもこのような不注意から引き起こされる事故は意外と多いのが現状です。
縮毛矯正の事故が起こる原因は、この三つ以外にありません。
ビビリ毛になった後の選択
「ビビリ毛」になってしまった、その後一体どうしたら良いのでしょうか。
「ビビリ毛」を起こした美容室でのやり直しは本当に適切な選択なのでしょうか?
どう行動するかは、美容室との信頼関係による部分が大きいと思います。
たとえば、5年間同じ美容室を訪れ続けてきたとしましょう。
この場合5年間もの信頼関係がありますので、やり直しに対する期待度も高まります。
しかし、長年の信頼関係がある美容室でさえ、仕上げのテクニックや様々なケア剤を駆使してビビリ毛の問題をごまかす行為があれば、それは美容室自体が信頼関係を壊していると言えます。
その結果、信頼関係が一瞬で崩れ「やり直しを受けるべきではない」と判断することもあるでしょう。
このように、縮毛矯正の失敗後の対処法は、美容室との信頼関係を基に判断することが重要です。
事故を起こした美容室での再施術を受けるべきか否か、その答えはあなたとその美容室との関係性、そしてビビリ毛になった時の具体的な状況によるものによって変わります。
縮毛矯正の失敗後のトリートメント提案
縮毛矯正の失敗後、美容室から提案されるトリートメントは基本的に受けるべきではありません。
なぜなら、縮毛矯正の失敗によるビビリ毛は、単なるトリートメントでは解消しきれないためです
一見すると、美容室がトリートメントを提案することは顧客への気遣いのように思えますが、ビビリ毛を改善するための本質的なケアとは異なる場合が多いのです。
このトリートメントの提案とは、言うなれば不始末をしでかした人が菓子折りを持って行って責任を果たした感じに持って行く・・・って感じだと思います。
縮毛矯正の失敗によりビビリ毛となってしまった髪は、どれほど良質なトリートメントを施しても、根本的な改善は期待できません。
- トリートメントの提案とは、根本的な改善にならない事を解っていて出している美容室側からの提案である。
- 縮毛矯正の失敗後、美容室から提案されるトリートメントは、無料であってもその効果を理解した上で受けるか否かを決めるべきです。
- それが有料の場合は、断じて受けるべきではありません。
縮毛矯正の失敗によるビビリ毛の問題は、根本的な対策が必要な問題であり、トリートメントだけで解決するものでは無いと言うこちは理解しておいて下さい。