初めてのお客様の縮毛矯正はいつも緊張します
先日、大阪市内から初めてのお客様にご来店頂きました。
矯正屋まで電車で片道約1時間もかかるのに来ていただき本当に感謝しかありません。
普段は美容室ではほとんど会話をしないそうですが、お互い共通の話題もあり結構お話ししました。
私自身がお喋りなので、黙って仕事をするよりも会話をしながら仕事をする方が楽しくていいですね。
話題は子育ての話しで盛り上がり、僕自身も思春期の娘がいて子育の大変さも解るので子育てにしっかりと向き合っている「良いお母さん」なんだなと感じて尊敬しました。
今回は初めてのご来店と言う事もあり若干甘め(弱め)で施術しました。
仕上げの際に癖の伸びやダメージ等はチェックしていますが、万一不備があった際は気軽にご連絡ください。
今回の縮毛矯正の施術内容
非常に髪が細くダメージもかなり酷い状態でしたので、施術の難易度が高く時間が3時間掛かってしまいました。
特に頭頂部やフェイスラインの髪が弱く切れている状態なので、その辺りはかなり難しかったです。
■根元リタッチ部分=ライトタイプの縮毛矯正剤を使用
チオ系の薬剤で矯正屋では比較的にパワーの弱い薬剤です。
■既縮毛矯正部=通常トリートメント処理
■全体的にアルキルカチオンコンプレックス処理
以上の工程を行いました。
今後は「トステア」と言う素材を使ったトリートメントを導入していきますので、次回からはさらに仕上がりが良くなるはずです。
- うねりやねじれを改善する
- 髪のハリやツヤを保つ
- 加齢による髪の乾燥や広がり、ゴワつきを改善する
- 毛髪の引っ張り強度の向上
- 毛髪のカール、ストレート保持力の向上
などがあり、導入テストの結果もかなり良いです。
縮毛矯正後のご家庭での手入れ
■シャンプー・トリートメント等は出来るだけ高品質の物を使って下さい。
特にシャンプーは髪のダメージに直結するものなので刺激の強い市販品などは避けるべきです。
※矯正屋の推奨するシャンプー等もありますので、気になる場合はLINEでお問い合わせ下さい。
■トリートメントは、つけてすぐに流すような使い方をしない事
すぐに流してはトリートメントの効果は期待できません、最低でも5分以上は放置してから濯いでください。
■オイル等はしない方が良い
髪の状態によってはオイル等の使用が逆効果になる場合があります。
かなりのダメージで髪が親水性(水を好む性質)になっていますので、この場合はオイルの使用は控えた方が良いです。
■ドライヤーの使い方
シャンプー後の髪が濡れている状態は「非常に傷みやすい状態」ですので、出来るだけ早くドライヤーで乾かしてください。
傷んでいるので乾きにくいとは思いますが完全乾燥までしっかりとドライヤーを使って下さい。
- 髪が細くもつれやすいので優しく乾かす
- 大まか乾いたら粗目のコームなどでとかしながら乾かす
全体的にしっかりと乾いたら、最後に冷風で髪を冷やしてください。※必須
お願いしたい事
今後も矯正屋に来ていただければ嬉しいのですが、他の美容室に行く場合は絶対にリタッタ矯正でしてもらって下さい。
今の髪のコンデションで安易にフルタッチ矯正をするのは自殺行為に等しい危険な事ですので、それだけは守って欲しいと思います。
最後、宅配業者さんが来てバタバタして申し訳ございませんでした。
今後とも矯正屋を宜しくお願いいたしますね。