ヘアオイルをつけてアイロンをすると傷むと言う誤解

ヘアオイルをつけてアイロンをすると傷むと言う誤解

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Instagramなどでの誤解を招く情報発信

縮毛矯正

InstagramなどのSNSで美容師さんから発信される情報で「ヘアオイルを付けてアイロンをしたら髪が傷む」と言う情報があり、それを真に受けている方も少なくありません。

実際に矯正屋でも「ヘアオイルを付けてアイロンをしたら髪が傷む」と思っているお客様もいらっしゃいました。

しかし実際にはヘアオイルを使った方が良い場合が殆どなのです。

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確かに「油+高温」と言う事で揚げ物みたいなイメージでいかにも髪が傷みそうですが

これは「間違ってはいない」とも言えますし「間違っている」とも言えるのです。

要は、使うヘアオイルの内容によって「ヘアオイルを付けてアイロンをしたら髪が傷む」だけの話しなのです。

InstagramなどのSNSで

  • ヘアケアオイルは髪を傷める
  • オイルで熱がこもって髪が焼ける

と言っている美容師さん達の多くは、シリコンオイルと植物油をごちゃ混ぜに考えているだけなのです。

私たちが推奨するヘアオイルはシリコンオイルが主剤となっているオイルです。

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植物油との違いは、髪が乾くかor乾かないかと言う違いです

  • 植物油は不乾性オイルで乾かない
  • シリコンオイルは揮発性で髪に残らない

シリコンオイルは揮発するので髪に残らず温度が蓄熱しませんので、揚げ物の様に髪を傷める事はありません。

逆に、植物油は揮発することなく水分も多く含まれ蓄熱しますのでInstagramなどのSNSで言われているように「ヘアオイルを付けてアイロンをしたら髪が傷む」と言う事になります。

とは言え、それも微々たる事なので実際に髪のダメージに大きな影響を与えているのはアイロンの使い方や過剰に高温設定での使用だと考えられます。

※180℃以上の高温アイロンは危険です。

また縮毛矯正のアイロンワークの際に植物油を使用すると髪の熱ダメージに繋がると同時に髪が完全乾燥しないので癖の伸びも悪くなります。

逆にシリコンオイルを縮毛矯正のアイロンワークの前に使用すると水分コントロールが簡単に出来て癖の伸びも良くなります。

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市販のヘアオイルは植物油が主剤のものが多い

市販のヘアオイルは植物油やミネラルオイル主剤のものが多くあり、そうしたヘアオイルを使うと髪の健康を損なう恐れは少なからずありますのでシリコンオイルが主剤のものをお勧めします。

シリコンオイルが主剤となっているオイルを正しく使う事で

  • 髪の余分な水分を一緒に揮発させ素早く乾燥する
  • 熱を利用して髪に必要な保湿を定着させる
  • 熱から髪を保護する
  • 乾いてもパサパサしない

など「ヘアオイルを付けてアイロンをしても髪は傷みません」し逆にメリットが多くあるのです。

要するに「どんなヘアオイルを使うのか」と言う事が大切です。

ドラッグストアなどで素人判断でホームケア製品を選ぶと逆効果になる事もありますのでホームケアで使う製品選びはプロである美容師にご相談ください。

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