大阪の縮毛矯正専門店・矯正屋の辻です。
先日、矯正屋に通いだして約2年のお客様がご来店頂きました。
最初に矯正屋に来店した時の髪は、他店での縮毛矯正の失敗によるダメージで、正直言ってかなり酷い状態でした。
- 一度では良くならない事
- すぐに完璧を求めない事
- 3年先の事を考えながらやっていく事
そう言った事を十分に理解して頂いてから縮毛矯正を始めさせて頂き約2年で6回ほど縮毛矯正をさせていただいています。
最初は不安だらけで、矯正屋の言う事も半信半疑だったそうです。
でも僕の言葉を信じて頂き「3年は信じて通ってみよう」と決めて約2年たった今は「矯正屋に来てから髪が本当にきれいになってきた」って言って大変喜んでもらっています。
カットやカラーは他の決まった美容室でやっている方なのですが、その店の担当の美容師さんも「本当に髪がどんどん良くなっている」って驚いているそうです。
髪が良くなっている事を実感していただいて本当に嬉しく思います。
縮毛矯正はダメージのリスクが大きい美容技術なので未熟な美容師が縮毛矯正を行うと、今回のお客様の様に非常に深刻なダメージに悩まされます。
一度傷んだ髪が元の健康な状態に治る事はありませんので、新しい髪が生えてくるのを待つしかありません。
その為に必要な時間は2年以上は必要です。
だからこそ、極力ダメージを抑えた慎重な縮毛矯正を行う事が必要なのです。
お客様の努力が綺麗な髪をつくる
今回のお客様の様に「本当に髪がどんどん良くなっている」と感じる方もいますが、それは実際には髪のダメージが回復した訳では無く、美容室での施術とご本人のホームケアでの努力の結果良くなったように見えている訳です。
私たち美容師に出来るのは美髪を作るお手伝いであって素人のお客様にできない事を行っているだけです。
髪のダメージを克服したい方は美容師に丸投げでは絶対に良い結果は出ません。
本当の意味で美髪を作ったり傷んだ髪を直したりするのはお客様自身の意思にかかっています。
- 美容師だからダメージケアが出来て当たり前
- 自宅でのケアは関係なく傷んだ髪は美容師が治すもの
そんな考えでは絶対に傷んだ髪が良くなることは無いのです。※実は結構います。
私たち美容師がお客様の髪に触れる事が出来るのは年に5~6回程度で残りの360回はあなた自身が髪のケアをしているわけですから「美容師とお客様が一緒に力を合わせて綺麗な髪をつくる」と言う事を意識して欲しいと思います。