ストレートアイロンって、僕のように縮毛矯正に特化している美容師にとっては“武士の刀”みたいなものなんです。
毎日手にする道具であり、仕事の仕上がりを左右する、まさに“命を預ける相棒”。
だからこそ、アイロン選びには強いこだわりがあります。
美容師のあいだでは、「ラディアント派」と「アドスト派」に分かれることが多いですが、僕は断然ラディアント派。
アドストをはじめ、いろんなヘアアイロンを試してきましたが、仕上がり・使いやすさ・耐久性、どれをとってもラディアントが圧倒的でした。
そして実はこのラディアント、一般のお客様にも心からおすすめできるストレートアイロンなんです。
なぜプロがラディアントを選ぶのか?
家庭で使うときのポイントは?
絹女(KINUJO)との違いって?
この記事では、縮毛矯正専門のプロ目線でラディアントの魅力と注意点、そして選び方のヒントをわかりやすくお伝えします。
目次
縮毛矯正のプロが選ぶヘアアイロン「ラディアント」

「ラディアント(radiant)」は、美容師の間でもプロユースとして知られるヘアアイロン。
特に縮毛矯正においては
仕上がりのクオリティ
髪へのやさしさ
耐久性と使い勝手
この3つを兼ね備えた“信頼の一本”として、長く愛されてきました。
搭載されているのは「シルクプレート」と「センサーレス制御機能」。
この組み合わせが、まさに“プロ品質”の仕上がりを支えています。
シルクプレートで髪にやさしい
まず特筆すべきは「シルクプレート」。
このプレートの最大の特徴は、保湿力の高さと摩擦の少なさ。
通常、ヘアアイロンに水分が触れると「ジュワッ!」と水蒸気が上がりますが、シルクプレートは違います。
200℃の高温でも、水がすぐに蒸発しない。
つまり、髪の水分を必要以上に奪わず、熱によるダメージを大幅に軽減してくれるのです。
くせはしっかり伸ばしたい。でもダメージは抑えたい。
そんなワガママを叶えてくれる、まさに“縮毛矯正のためにあるような”プレートです。

センサーレス制御で温度安定&高速立ち上がり
もうひとつの注目機能が「センサーレス制御」。
一般的なアイロンは、センサーでプレートの温度を読み取りながら加熱をコントロールしています。
でも、ラディアントはセンサー自体をヒーター内部に内蔵。
それにより、温度の立ち上がりが速く、さらに安定感も抜群。
実際、美容師として1時間以上アイロンを使い続ける場面でも、温度のムラがほとんどなく、施術の精度が保たれるのは本当にありがたいポイントです。

が・・・・
しつこいようですが180度以上の使用は推奨しないです。
一般のお客様にもおすすめできる理由
「プロ向けのアイロンって、家庭で使いにくいのでは?」
そう思われる方もいるかもしれませんが、ラディアントは家庭用としても非常に優秀です。
特にこんな方にはぴったりです:
ロングヘアでくせ毛が気になる方
髪のダメージを極力抑えたい方
サロン帰りのような仕上がりを毎日自分で作りたい方
耐久性が高く、毎日使っても壊れにくい。
そして、使うほど髪のまとまりが良くなる。
まさに“いいアイロンに変えるだけで髪が変わる”という体験ができます。
ラディアント vs 絹女(KINUJO)|違いは?

外観が非常によく似た人気アイロンで絹女KINUJOがありますが
よくある質問に「ラディアントと絹女(KINUJO)はどう違うの?」というものがあります。
結論から言うと…
性能・プレート・デザイン、すべて同じです。
しかしラディアントのほうが価格が安い!
実はこの2機種、もともと共同開発されたもので、
プレートは同じ「シルクプレート」
外観のデザインも同じ
同じ工場で製造
という“ほぼ双子”のような存在。
その後、それぞれ別ブランドとして独自展開していますが、基本性能に大きな差はありません。
むしろ、ラディアントは“美容師向け”という立場から、
美容室での使いやすさを重視したコード長
サイドガードの有無(ラディアントはあり)
など、細かい違いはあるものの、家庭で使うぶんには大差ありません。
それでいて価格が安いのならラディアントを選ぶ方が良いに決まっています。
ラディアントが圧倒的にすごい理由
違いは「検品体制」と「サポート力」。
ラディアントは、日本に輸入された後にすべて 国内で全数検品されます。
外観チェック
通電チェック
温度誤差 ±5℃以内への調整
プレートの噛み合わせ確認(ここが超重要)
これだけの検品体制を行っているメーカーは、正直いって無いとおもいます。
さらに、もし不具合があったときの サポート対応も非常に迅速かつ丁寧。
長く使うものだからこそ、この安心感は何にも代えがたい価値です。
一般で使うには少し高価だと感じるかも知れませんが、長い目で見るとこれほどコスパが優れているアイロンは無いと思います。
ラディアントの“唯一の不満点”
正直に言うと、ラディアントにはたったひとつだけ、不満があります。
それは、スイッチ類の配置。
僕は左手でアイロンを持つのですが、左手で持つとラディアントのスイッチは内側(つまり手のひら側)にあるため、アイロンを握っている最中にスイッチに触れてしまうことがあるんです。
その結果、知らないうちに温度が変わっていたり、電源が落ちてしまったり……。
もちろん頻繁に起こるわけではないですが、集中して施術しているときにこれが起きると、地味にストレスになります。
できれば、アドストのようにコードの根元付近にスイッチを配置してくれたら、完璧なんですけどね。
性能・仕上がり・耐久性すべてに満足しているからこそ、**ここだけが惜しい!**と感じるポイントです。
ラディアントのヘアアイロン、どれを選ぶ?損しないための正しい買い方

ラディアントのヘアアイロンには、さまざまなサイズや種類がありますが、一般の方が家庭用で使うなら次の2つのタイプから選ぶのが現実的です
スリムタイプ(28mm)
ワイドタイプ(35mm)
僕たちプロの現場では、より広範囲を一気に仕上げられる**ワイドタイプ(35mm)**を使うことが多いですが、自分で扱うとなると、スリムタイプ(28mm)の方が操作しやすいかもしれません。
✅ 正規価格(2025年7月時点)
スリムタイプ(28mm):¥24,200(税込)
ワイドタイプ(35mm):¥30,250(税込)
「割引価格」に要注意!絶対に損しないために
ネット上では、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどで正規価格より安く販売されている商品を見かけることがあります。
ですが、これらは**正規ルートではない「不正流通品」**の可能性があります。
不正流通品を買うとどうなる?
メーカーのアフターフォローが一切受けられません
注文しても商品が届かないケースも報告あり
中には偽物が混じっているという噂も…
一時的に安く買えたとしても、結果的に損をするリスクの方が大きいのが実情です。
安心して購入したいなら「正規販売店」で!
ラディアントの魅力は、使い心地や仕上がりだけでなく、万が一の際のサポート体制にあります。
だからこそ、必ず正規販売店からの購入をおすすめします。
▼ 正規販売店リストはこちら(メーカー公式)
メーカー公式
ちなみに当店「矯正屋」では、在庫は置いていませんが、正規ルートの受注販売にてご注文いただけます。
結論:迷ったら「ラディアント」で間違いない
縮毛矯正のプロも納得の仕上がり
髪をダメージから守る高性能プレート
毎日安心して使える耐久性と温度安定性
同等スペックの他モデルよりコスパ抜群
数あるヘアアイロンの中で、「間違いない一本」を探しているなら、
“ラディアント一択”です。
長く、安心して、満足のいくスタイリングができる。
それが、縮毛矯正のプロとして本気でおすすめする理由です。
追記
🟩 なんと、この記事をご覧になったB next 浜本社長より、こんなコメントを頂きました👇
辻さん❣️
いつも、ご愛用ありがとうございます
素敵な記事を書いていただき、B next社員一同に共有させていただき、みんなで喜んでおります。
今後も、引き続き、ユーザー様の期待に応えられるよう、努力してまいります。
ありがとうございました
さらに、浜本社長のアメブロでもこの記事を紹介していただきました!👇
🔗 B next社長ブログでの紹介はこちら
こうして、メーカーさんとも繋がれるのがブログの面白さでもありますね。
ご縁に感謝です。

