こんにちは、縮毛矯正専門の美容室「矯正屋」の辻です。
今回は、少しお店や髪の話ではなく、一人の親父としての僕の一面をお届けします。
18歳になった息子と一緒に、大阪の岩湧山へ登山に行ってきました。
5時間ほどかけて歩いた、父と子の登山記録──
そこには、僕にとってかけがえのない時間と、忘れられない気づきがありました。
目次
息子からの登山リクエストに驚きと嬉しさ

ふだん家にこもりがちな息子。
そんな彼から「山に登ってみたい」と言われたときは、正直ちょっと驚きました。
18歳って、父親と一緒に出かけるのを恥ずかしがる年頃。
それなのに僕と一緒に行きたいと言ってくれたことが、ただただ嬉しかった。
最初は比較的楽な二上山を提案しました。
でも彼は「景色のいいところがいい」と言う。
それならと、少し本格的だけど景色が抜群の紀見峠から岩湧山ルートを選びました。
「5時間くらいかかるけど大丈夫か?」と聞くと、
「頑張る」と一言。
この時点で、もう父親としてはグッときてました。
靴紐の結び方からスタートした、父の役割
登山靴の靴紐を結ぼうとする息子。
けれど──できない(笑)
「こんなん誰でもできるやろ」って思ってたけど、
登山靴独特のフックにうまく通せず、戸惑ってる。
だから、僕が手取り足取り、靴紐を結んであげました。
なんということのない場面かもしれないけど、
離れて暮らしてきた僕にとっては、父親らしいことができた初めての瞬間だった気がして、
ちょっと胸が熱くなりました。
予想外のキツさに親子でバテる
紀見峠からのルートは、前に一人で登ったときは楽に感じたんです。
でも今回、序盤からいきなりの急坂が続く。
「あれ?こんなにしんどかったっけ?」と僕もバテバテ。
息子も無言で黙々と登ってる。
普段あまり外に出ない彼には、きっと相当キツかったと思う。
途中、倒木や荒れた道もあって慎重に進む場面もありました。
それでもなんとか登り続け、ようやく根古峰に合流。
ここからは比較的なだらかで、ペースも安定。
最後のひと踏ん張りで岩湧山の山頂に到着しました。
山頂の景色と、知らない誰かのゴミと、父の背中
山頂では少し曇りがちだったけれど、景色は開けていて気持ちいい。
何より、息子と一緒にここまで来たことが嬉しかった。
ただ一つ、残念だったのは──
誰かが置き去りにしたゴミ。
わざとじゃないとは思います。
けど、せっかくの自然の中にそれがあると、やっぱり気になる。
僕は黙って拾ってリュックにしまいました。
息子に何も言わなかったけど、あの行動が“背中で伝えられたこと”になっていればいいなと思っています。
下山しても、まだ嬉しい言葉が残ってた
帰りは滝畑方面へ下山。
小石が多くて足元が滑りやすく、膝にきます。
それでもふたりとも無事に下山。
山行の締めくくりに、息子がひと言。
「また行こな」
その言葉が、今日一番うれしかった。
登り切ったこと。
頑張ったこと。
しんどかったけど、楽しかったこと。
それらがすべて、あの一言に詰まってた気がします。
父と子の5時間は、思い出以上の宝物になった

今回の登山は、父としての僕自身のリハビリでもあった気がします。
彼が小さい頃からずっと離れて暮らしてるので、父親らしい事したの初めてかも
初めて「父親らしいこと」ができた感覚
登山のキツさも、景色も、ゴミ拾いも、全部が思い出
「また行こな」という言葉が、何よりのご褒美だった
離れていた時間も、すれ違ってきた過去も、
黙々と登る5時間のなかで、少しずつ縮まっていったように感じました。
山って不思議です。
ただ歩くだけで、心が洗われて、人と人が近づける。
また次も、息子と一緒に登りたい。
できれば、また「しんどいけど、楽しかったな」と言ってもらえるように。


