好きなことを仕事にできなかった僕が、それでも幸せと言い切れる理由

好きなことを仕事にできなかった僕が、それでも幸せと言い切れる理由

2025年7月17日

この記事を読んでわからないことがあったり、縮毛矯正について直接相談してみたいことがあれば、お気軽にLINEからメッセージください。

公式LINEはこちらから
友だち追加

こんにちは。大阪・藤井寺で縮毛矯正専門の美容室「矯正屋」を一人で営んでいる辻です。

今回は少しだけ、僕自身の過去の話をさせてください。
テーマは──

**「好きなことを仕事にできなかった僕が、なぜ今、幸せと言い切れるのか」**というお話です。

「本当はやりたかったことがあった」
「でも現実的じゃないと諦めた」
「今さら挑戦するには遅すぎる」

そんな想いを胸に、大人になった人へ。
この話が、同じような方の背中を少しでも押せたらうれしいです。

若い頃、やりたいことがあったのに諦めてきた──

夢

そんな経験、ありませんか?

「本当はやりたかったけど、現実的じゃないと思った」
「好きなことを仕事にすると嫌いになりそうで怖かった」
「今さら挑戦しても遅い」

そう思って、手放した夢。
僕にも、そんな過去がありました。

好きだったのに、あきらめたもの

僕は中卒で、勉強も大嫌いでした。
通知表なんて「1」か「2」ばっかり。
授業なんてまともに受けた記憶もない。

悪い仲間とつるんで、ろくでもないこともいっぱいやってきた。
オカンには何度も迷惑をかけて、警察や裁判所に付き添わせるようなこともあった。

まわりの大人たちは、みんな僕のことを見放してたと思う。
“どうせろくな大人にはならへんやろ”って顔で見られてた。

でもそんな僕にも、実は好きなことがあった。

それが──
**「文章を書くこと」と「歴史」**だったんです。

本気で「物書き」か「歴史学者」になりたいと思ったこともあります。
でもその夢は、いつの間にか遠ざかっていきました。

  • 仕事にすると、好きだったものが嫌いになる
  • 中卒で学もない自分には無理だ

そうやって、自分で線を引いて夢を諦めたんです。

全然好きじゃなかった美容の世界へ

夢を諦めた僕がなぜか選んだのは、美容の仕事でした。

正直、最初は何の興味もなかった。
あったのは「女にモテたい」と言う不純な動機だけ。

適当に女と遊んで、嫌になったらすぐやめればいい
そんな感じで、たまたまそこにあった美容の道を選んだだけでした。

それでも──

僕はこの仕事を、40年以上も辞めずに続けてきました。

好きじゃなかったのに、なぜか苦しくなかった

考えてみれば不思議です。

僕にとって美容師という仕事は、
**「一度もしんどいと感じたことがない仕事」**なんです。

最初から好きだったわけじゃない。
夢でもなかった。
でも、不思議と続いた。
気づけば40年、あっという間でした。

そして今、**この仕事が「かけがえのない大切なもの」**になっています。

僕は思うんです。

好きだったから続けたんじゃない。
続けたから、大切なものになったんやと思う。

そして今、もう一度「書くこと」が動き出している

美容師として生きながら、
集客のためにブログやSNSを続けるうちに、ふと思ったんです。

「やっぱり、書くのが好きや」って。

好きだった“文章を書くこと”を、今また思い出しています。
あの頃、諦めた夢。
「もう無理だ」と思っていた物書きの夢。

でも、60歳になった今の僕が、
もう一度その夢に向かって**「書くことを仕事にしていこう」**と動き始めてる。

誰だって、夢の“回収”はできる

この話、特別なものじゃないと思っています。

  • 若い頃に夢があったけど、
  • 現実に押されて諦めた人。
  • 無理だと思って、最初から手を出さなかった人。

そんな人、多いと思うんです。

でも、僕は声を大にして言いたい。

「やりたかったことは、年齢に関係なくもう一度始められる」
「60歳から夢を拾いに行ったって、ぜんぜん遅くない」

好きじゃなかった仕事も、愛せるようになる

最近はよく、YouTubeなんかでも「好きを仕事にしよう」って言われています。
でも実際に、最初から“好き”だけで仕事してる人なんて、ほんの一握り。

僕は、美容が好きだったわけじゃない。
でも目の前のお客さんと、ずっと向き合い続けてきた。

その結果、今では人生で一番大切な仕事になりました。

好きじゃなかった仕事が、大切なものになることだってあるんです。

それも、一つの幸せだと思っています。

最後に

もしあなたが今、
「好きなことを諦めたまま、大人になってしまった」
「今さら何かを始めても遅い」と感じているなら──

僕は伝えたい。

「いつからでも、好きだったことを取り戻せる」
「好きじゃない仕事も、大切なものに変えられる」

60歳になった僕が、
その両方を、これから証明してみせます。

18歳になった息子と登った岩湧山──父と子の5時間の登山記録
こんにちは、縮毛矯正専門の美容室「矯正屋」の辻です。今回は、少しお店や髪の話ではなく、一人の親父としての僕の一面をお届けします。 18歳になった息子と一緒に、大…
kyouseiya.com