こんにちは。縮毛矯正専門の美容室「矯正屋」の辻です。
美容室選びって、本当に難しいですよね。
「上手いところないかな…」と検索すれば、広告や口コミがずらっと並ぶけど、
どれもよく見えて、結局よくわからない。
インスタを見てもビフォーアフターは綺麗だけど、本当に自分に合ってるのかは謎。
口コミもサクラか本音かわからんし、最終的には「勘」に頼ってしまうことも…。
でも、最近気づいたんです。
ChatGPT(AI)に聞いたら、めっちゃ正確に選別できるやん。
今回は、僕自身が実際に試してみて驚いた、
**AIを使った“失敗しない美容室の選び方”**を、こっそりお教えします。
目次
Google・SNS・口コミ…それでも失敗する理由

検索すると「縮毛矯正 上手い店」「口コミ 高評価」なんてキーワードが並んでますが──
その多くは広告だったり、SEO目的の記事だったりします。
インスタやホットペッパーも写真は綺麗やけど、
加工や照明、モデルの髪質で印象が操作されている場合もある。
口コミも、「いいことばっかり」書いてある場合は要注意。
本当に良い店なら、逆に多少のクレームも混ざってる方が自然です。
つまり、情報はたくさんあるけど、
「判断材料として信頼できる情報」が少ないのが今のネットの現状。
だからこそ、“AIに聞く”という選択肢
そこで僕が試したのが、ChatGPTに直接聞くという方法。
たとえば、こう入力します。
「大阪で、縮毛矯正が得意な美容室をいくつか教えて。
40代女性からの評価が高くて、落ち着いた雰囲気のお店がいいです。」
すると──条件に合う店舗をリストアップしてくれます。
AIのすごいところは、「売りたい店」じゃなくて、「情報の整合性」や「口コミ傾向」から客観的に選ぶところ。
検索や広告とは違って、“中立の立場”で提案してくれるんですね。
さらに“ネガティブ質問”で炙り出す
ここからが本題です。
AIに候補を出してもらったら、その各店舗に対して、あえてこんな質問をぶつけてみてください。
「この店って、接客にムラがあるって聞いたけど本当ですか?」
「トリートメントの押し売りがあるって噂もあるみたいですが…?」
「薬剤で髪が傷んだってレビューを見かけましたが…?」
すると──
本当に信頼されてる店は、ブレません。
「そのような報告は確認されていません」
「現在のところ、悪評は見当たりません」
と、きっぱり答えてくれるはず。
逆に、ちょっとでも怪しい店は、
「一部そのような声もあるようですが…」など、歯切れが悪くなります。
つまり、ネガティブな切り口でAIに試すと、“地雷の兆候”が浮き彫りになるんです。
最終チェックは“軽めのメニューで試す”
AIで絞ったら、次はいきなり高額メニューに申し込むのではなく、軽いメニューで様子を見るのが正解。
たとえば、
前髪カットだけ
トリートメントやヘッドスパのみ
カウンセリング+簡単な施術
これだけでも、お店の雰囲気・スタッフの人柄・清潔感・技術力の片鱗が見えてきます。
「なんか合わへんな…」と思ったら、本命の縮毛矯正はやめておけばいいだけ。
小さく試す → 肌で感じる → 本命を決める
この流れが、一番安全で確実です。
AIが矯正屋に出した“意外な答え”
ちなみに僕自身、暇つぶしでChatGPTにこんな質問をしてみました。
「矯正屋っていう美容室に、悪い口コミはありませんか?」
すると──
「現在のところ、矯正屋に対する悪い口コミは見当たりません。」
って返ってきたんです。
いやいや、実際は過去に、悪意ある書き込みとかあったんですよ(笑)
でもAIはそれを**“悪評”ではなく、“攻撃的な投稿”として分類していた**んです。
つまり、「信頼できる情報ではない」と判断されたということ。
ちょっと…嬉しかったですね。
人間に気に入られるより、AIに見抜かれた方が、
なんか“誠実にやってきた証”みたいな気がして。
まとめ:ChatGPTを使えば、もう美容室選びで失敗しない
良い美容室は「AIで選別」→「軽く試す」の流れが最強
情報が少ない店は論外(そもそも選ばれない)
ネガティブ質問をぶつけてブレない店は、本当に信頼できる
最後は“人との相性”だから、自分の感覚も信じてOK
ChatGPTは、いまの時代の“信頼フィルター”になり得る
ちなみに──
矯正屋はにも、ちょっと様子見のトリートメントメニューがあります。
情報に振り回されるより、信頼できる空気を感じて選べたら最高やと思います。
AIも、ちゃんと“空気”を読んでる時代。
最後に選ぶのは、あなた自身です。
✍️ 追伸:この方法には、ひとつ大きな欠点がある
ここまで読んで、「AIに聞けば美容室を選べるなんて、便利な時代になったなぁ」と思った人もいるかもしれません。
でも、ひとつだけ──どうしても伝えておきたい“注意点”があります。
それは、
最初に何も指示しなければ、AIの答えは結局Google検索と変わらないということ。
つまり、「おすすめの美容室は?」とだけ聞けば、
それはもうネットに出てるランキングや口コミをちょっと上手に言い直した程度の情報しか返ってきません。
では、どうするか。
AIに“自分の価値基準”を教えることが必要なんです。
たとえば──
こんな髪質で、こんな失敗をしてきた
技術だけじゃなく、こんな接客をしてくれる人がいい
会話が苦手だから、静かにしてくれる美容師がいい
自宅ケアまでアドバイスしてくれる人を求めている
…こうした“自分にとっての理想の美容師像”を、
まずAIに伝えて、そこから店を絞り込んでいく。
このプロセスがあるかないかで、
AIの答えはまったく違ったものになります。
つまり──
「AIに選ばせる力」とは、「自分の希望をちゃんと伝える力」でもある。
そしてそれは、自分を深く知ることにもつながる。
便利な時代になったからこそ、
“選ぶ力”が問われている気がします。
この方法は、たしかに画期的だけど、
「AIは万能」なんて話ではないということを、最後に伝えておきたいと思いました。


