矯正屋では「カット」「パーマ」「カラー」等のデザインする美容技術は一切行っていません。
その理由は下手くそだからです。
自分自身が「イマイチだなぁ」と思うものをお金を頂いて提供する程ハートが強くないので「カット」「パーマ」「カラー」等のデザインする美容技術は一切行っていません。
とは言え・・・
美容師歴40年以上で前半の20年は「カット」「パーマ」「カラー」も普通に行っていました。
そして当時は自分のカットに自信もあり全国的にも上手な方なのでは?と言う思いもありました。
目次
インターネットの普及で自分の身の程を知る
それまでは自分の美容室と言った狭い世界だけが全てだったんです。
なので同僚や先輩たちの仕事を見て「俺は上手い」と思っていたのですが、インターネットの普及により世界が爆発的に広がり自分がどれだけ劣っているのか・・が思い知らされました。
そしてデザインする仕事を一切捨て縮毛矯正を専門的に行う道を選んだのです。
俺より下手な奴らが平気でカットをしている
カットを行わない僕の店のお客様は当然ながら他店でカットをしてくる事になるのですが、正直に言って「これなら俺の方が圧倒的に上手い」と思えるカットも少なくありません。
20年前に自分の身の程を知りハサミを置き、そこから20年間のブランクのある僕が「俺の方が上手い」と思えるカットを提供できるメンタルに感心する事もしばしばあります。
カットラインが悪いと縮毛矯正の出来にも影響するのでカットをする美容師さんにはもう少し頑張って欲しい所です。
縮毛矯正の神様はケチでしみったれ
カットを捨てた当時(今でも時々言われる)よく言われました。
カットをしない美容師なんて美容師じゃないって
僕もそう思います。
なんて言ってもカットは美容技術の一番の花形なんですから、僕のようにカットが下手な美容師やカットをしない美容師なんて美容師としての落ちこぼれだと思います。
でもね、同時にこうも思います。
縮毛矯正の神様はケチでしみったれなんですよ・・・って
カットもパーマもあれもこれも全部捨てて全て縮毛矯正の神様に差し出す奴にしか本物はくれないと思っています。
だから僕は「美容師としての落ちこぼれ」と言われることに誇りを持っているのです。
カットは僕自身もカットしてもらっている脇本さんがおススメ
脇本 奈那 (ワキモト ナナ)
副店長/オージュアソムリエ
後れ毛にこだわるカット/トレンドカラーに指名殺到★
女性スタイリストならではの前髪、うぶげ、結んだ時に落ちるニュアンスの毛にまでこだわった繊細なカットが好評♪一人一人に史上最高に似合う小顔スタイルを提案します☆触りたくなる柔らかさ、透明感のあるハイライトcolorもお任せ下さい満足度、丁寧度、大人可愛いNo.1!を目指しています。
どうしても矯正屋にカットをしてもらいたい場合
完全にノークレームを条件にカットを致します。
料金はお金ではなく「ウィスキー一本」でさせて頂きます。
高級なウィスキーは僕の好みではありません。
出来ればサントリー角瓶(1500円程度)が一番うれしいです。