ーなぜ美容室は、いきなり予約してはいけないのかー
美容室を探している時、多くの人が同じ行動を取ります。
・予約サイトを見る
・口コミを見る
・空いている日時で決める
そして来店してから、はじめて
「思っていたのと違う」
が起きます。
これは失敗ではありません。
選び方が悪いわけでもありません。
美容という分野が、
“予約してから判断する仕組み”に向いていない
だけです。
美容室は空手道場と同じ構造でできている。
美容室の選び方が難しいのは、
上手い美容師を探すのが難しいからではありません。
美容室という分野が、空手の道場と同じように
“種類の違いが外から見えない”構造になっているからです。
空手も美容室も素人から見れば
- 空手は、どこの道場も空手
- 美容室はどこの美容室も同じ
そのように考えてしまいますが
実際は全然違います。
空手には、さまざまな流派があり、それぞれ目的や練習内容が違いますし
美容室も同じ「美容室」と呼ばれていても、考え方や進め方が大きく異なります。
そして、その違いは来店前にはほとんど分かりません。
この説明を分かりやすくするために、
空手の道場を例に考えてみます。
空手の道場を想像してみてください
もしあなたが「空手を始めてみようかな」と思ったとします。
その時、いきなり
入門届を書いて、月謝を払い、道着を買う人はほとんどいません。
普通はまず
・見学に行く
・練習内容を見る
・雰囲気を見る
・自分に合うか判断する
これをしてから入門を決めます。
これは慎重だからではありません。
必要だからです。
空手には流派があり、それぞれ目的が違うからです。
・大会で勝つための流派
・体づくり目的の流派
・護身術を重視する流派
・型を重んじる流派
同じ「空手」でも、内容は大きく異なります。
実戦的な強さを身につけたい人が、型を重視する道場に入れば、
道場が悪くなくても望む結果にはなりません。
実は美容室も同じです
多くの方は
「美容師は国家資格だから、どこも同じ」
と考えています。
ですが実際は違います。
美容室はひとくくりに“美容室”と呼ばれていますが、
中身はかなり異なります。
・その日の仕上がりを最優先する美容室
・流行のカラーを重視する美容室
・ダメージケアを重視する美容室
・長期的に髪の状態を設計する美容室
同じメニュー名でも、意味が違うことさえあります。
これは上手い下手の問題ではありません。
考え方(流派)が違うのです。
そして・・・
空手で帯の色を見ればレベルが分かるように、美容師にも経験や分野による差があります。
ただし美容には帯が無いため、来店前には見分ける方法がありません。
なぜ髪のトラブルが起きるのか
「トリートメントしているのに髪が良くならない」
「美容室を変えるたび扱いにくくなる」
この原因の多くはダメージの量ではなく、
設計思想の混在です。
空手で例えると、
・今月はこの道場
・来月は別の道場
・次はまた違う道場
と毎回違う流派で習っている状態です。
身体の使い方が混乱するのは当然です。
髪でも同じことが起きます。
美容室を変えることは、担当者を変えているのではなく
“流派を変えている”に近いのです。
では、どうすればいいのか
ここで必要になるのが「相談」です。
相談は予約の前段階の連絡ではありません。
来店を決めるための手続きでもありません。
空手でいう
入門前の見学
にあたります。
・どんな進め方になるのか
・何ができて、何ができないのか
・自分の希望と合っているのか
これを確認する時間です。
この確認をせずに施術を受けると、
たとえ施術自体が成功していても
「思っていたのと違う」
が起きてしまいます。
矯正屋の相談窓口について
矯正屋では、来店前に相談できる窓口を用意しています。
これは予約の代わりではありません。
空手で入門前に見学をするのと同じです。
いきなり道場に通い始める人がいないように、
美容も本来、施術を受けてから判断するものではありません。
合うかどうかを確認してから通うものです。
来店するかどうかは、その後に決めてください。

