ーチリチリになった髪は「乾燥」ではありませんー
縮毛矯正をしたあと、
・手触りが急に悪くなった
・毛先が絡まる
・表面に細かい縮れが出てきた
・乾かしてもまとまらない
「これ、失敗したのでは…」
と不安になっている方も多いと思います。
まず結論から書きます。
チリチリになった髪は、トリートメント不足ではありません。
多くの場合、髪の内部構造が崩れた状態です。
チリチリになる仕組み
縮毛矯正は
薬剤で結合をゆるめる
アイロンの熱で形を固定する
この2つの工程で髪をまっすぐにします。
問題はここです。
薬剤と熱の影響が強すぎると、
髪の中のタンパク質の並びが崩れます。
この状態になると、髪は
・伸びない
・曲がらない
・整わない
という質感に変わります。
見た目が「チリチリ」になります。
ダメージとの違い
よくある誤解ですが、
パサつき = ダメージ
チリチリ = 乾燥
ではありません。
乾燥なら
濡らすと多少整います。
しかしチリチリの場合、
・濡れてもザラつく
・乾くとさらに広がる
・引っかかりが強い
という特徴が出ます。
これは表面の問題ではなく、
髪の形そのものが崩れている状態です。
なぜ起きるのか
原因は1つではありません。
・過去の縮毛矯正の履歴
・カラーの重なり
・髪質に対して薬剤が強かった
・熱の入り方の偏り
同じ薬剤でも、
髪の履歴によって結果は大きく変わります。
そのため
「下手な美容師に当たった」
だけでは説明できないケースが多いです。
よくある経過
施術当日はきれいに見えます。
数日後から違和感が出始めます。
・シャンプー後に手触りが変わる
・ドライヤーでまとまらない
・数週間後に縮れが目立つ
これは、洗うことで表面のコーティングが落ち、
内部の状態が表に出てくるためです。
まずやってはいけないこと
この状態で多い行動があります。
「早く直したい」と思い、
すぐに別の美容室でやり直すことです。
しかし、
直後の髪は非常に不安定です。
このタイミングで再度アイロンと薬剤を入れると、
断毛が増えることがあります。
家でできること
改善させることはできませんが、
悪化を防ぐことはできます。
・強いブラッシングを避ける
・高温のヘアアイロンを使わない
・濡れたまま寝ない
・無理に引っ張らない
まずは髪に余計な負担をかけないことが大切です。
最後に
チリチリになった髪は、
「乾燥しただけ」ではありません。
ただし、
すぐにすべてが手遅れになるわけでもありません。
状態によって、触るタイミングや方法が変わります。
縮毛矯正の失敗による修正施術については、
下記のページでまとめています。
縮毛矯正の美容室は慎重に選ぶべきです。
だから矯正屋では、いきなり予約をおすすめしていません。
まずはLINEで、髪の状態や履歴を送ってください。
・ブリーチしている
・過去に失敗した
・ダメージが不安
・他店で断られた
こういった相談だけでも大丈夫です。
施術を前提にしなくても構いません。
納得できた時だけ、ご来店ください。

