ー近いのに来ない美容室、という不思議ー
松原市から来てくださったお客様との一日
大阪で縮毛矯正専門の美容室をしていると、ふと不思議に思うことがあります。
「近い人ほど来ない」という現象です。
今日はそんな話を書いてみます。
近場のお客様が意外と少ない
今日は松原市からお客様が来てくれました。
隣町なので、距離としてはかなり近いです。
でも実は、藤井寺・松原・羽曳野といった近場のお客様は
思っているほど多くありません。
遠くから来てくださる方は多いのに、
近い方ほど来ない。
これ、長く美容室をやっていると
わりとよく起きる現象です。
理由ははっきりとは分かりません。
ただ、人は「近いからいつでも行ける」と思うと、
逆に動かなくなるのかもしれません。
美容室は髪を整える場所だけではない
今日のお客様は、もう何年も来てくれている方。
年齢も近く、共通の話題も多くて、
施術時間はずっと会話が続いていました。
美容室は、髪を整える場所ではありますが、
それだけではないと思っています。
静かな場所が好きな人もいれば、
会話がある方が安心する人もいる。
僕の理想は、
少し笑いがあって、少し気が抜けて、
緊張がほどける空間です。
技術は当然として、
「ここにいる時間が苦じゃない」
それも大事な要素だと考えています。
矯正屋の考え方として
施術の前に人として安心できるかを大切にしています。
断られる髪について
今回のお客様は、ブリーチに加えて
ハイライトがしっかり入っている状態でした。
カラーをしている美容室では
「縮毛矯正は無理」と言われたそうです。
これは間違いではありません。
条件としては難しい部類に入ります。
実際、一般的な美容室では
断られることも珍しくない状態です。
ただ、難しい=絶対にできない、
とは限りません。
髪の履歴や状態をきちんと確認して
対応方法を変えていけば、
施術可能になるケースもあります。
➤他店ではお断りされるダメージヘアでも触れていますが、
まず大切なのは、いきなり施術を決めないことです。
喜んでもらえた瞬間
仕上がりを見たとき、
お客様はとても安心した表情をしていました。
この瞬間があるから、
この仕事を続けているのだと思います。
美容師の仕事は
髪を伸ばすことでも、真っ直ぐにすることでもなく、
不安を減らすことに近いのかもしれません。
だから、来店前に確認しておくことは
意外と重要です。
初めての美容室で迷っている方は、
予約する前に、相談をし確認してください。
公式ブログでは縮毛矯正について色々書いていますが。
美容室って結局「人」なんだと思います。
初めて行く店ほど、技術より
「どんな人がやっているのか」が気になるはずです。
普段どんなことを考えているのか、
公式サイトではあまり話さないような日常は、こちらに書いています。
➤note記事:猫との別れ、そして4兄弟との再出発──まさかの異父兄弟説
縮毛矯正の美容室は慎重に選ぶべきです。
だから矯正屋では、いきなり予約をおすすめしていません。
まずはLINEで、髪の状態や履歴を送ってください。
・ブリーチしている
・過去に失敗した
・ダメージが不安
・他店で断られた
こういった相談だけでも大丈夫です。
施術を前提にしなくても構いません。
納得できた時だけ、ご来店ください。

