ChatGPTの正しい使い方と失敗から学んだ活用法【美容師が語るリアル体験】

ChatGPTの正しい使い方と失敗から学んだ活用法【美容師が語るリアル体験】

2025年7月4日

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こんにちは、大阪で縮毛矯正専門店を営む辻です。
今日は、僕が実際に体験した「ChatGPTの使い方を間違えた結果、とんでもないことになった話」をお伝えします。

これからAIを活用してブログや集客を考えている方の参考になれば嬉しいです。

ChatGPTの利便性について

チャットGPT

ChatGPTは、文章を考えたり、まとめたり、調べ物をしたり、翻訳したりと、いろいろな作業をスピーディーに手伝ってくれる便利なツールです。

一番の魅力は、24時間いつでも質問やお願いができることです。たとえば、ブログの記事を一緒に作ったり、文章を整えたり、SNSに投稿する内容を考えたりと、使い方はたくさんあります。

さらに、ChatGPTに**「自分の目的」「ターゲット」「文章のルール」などを最初に教えておく**ことで、あなたに合った文章やアイデアをスムーズに出してくれるようになります。

SEOやSNSで集客するためのキーワード選びや説明文の作成も得意なので、集客を強化したいときにも役立ちます。

ただし、全部をAIに任せるのではなく、最後は自分の目で確認し、気持ちを込めて仕上げることが大事です。ChatGPTはあくまでも道具なので、どう使うかはあなた次第です。

上手に活用すれば、今まで時間がかかっていた作業をぐっと短縮できて、仕事の心強いパートナーになってくれます。

ChatGPTに頼りすぎることのリスク

リスク

ChatGPTはとても便利なツールですが、全部を任せきりにするのは大きなリスクもあります。

まず、AIが書く文章は一見きれいに整っていても、独自性やあなたらしさが薄くなることがあります。とくにブログやホームページでは、「誰が書いたのか」という想いや背景が読者に伝わることが信頼に繋がります。すべてAI任せにすると、どこか無機質で共感されにくい内容になりがちです。

また、ChatGPTが提案する情報は100%正しいとは限りません。古い情報や間違った内容を混ぜてしまうこともあります。
そのまま使うと、誤った情報を発信して信用を失う恐れもあります。

SEO対策についても同じです。AIが「SEOに強い文章」としてリライトしたつもりでも、実際はGoogleから「コピーコンテンツ」と判断されて、検索順位が下がる可能性があります。過去に僕自身が全記事をAIリライトし、サイトが圏外に飛ばされた経験があります。

結局、AIはあくまで「補助ツール」です。
最終的なチェックと判断は人間が行う必要があることを忘れないことが大事です。

便利だからといって頼りきりにせず、自分の考えや意図をきちんと反映させること。これが、ChatGPTを上手に活用する一番のポイントです。

SEOだけに頼った集客の時代

ここからは僕自身の失敗体験と、現在のチャットGPTの活用術をお話ししていきます。

それまでの僕は、集客といえばホームページ一本。
SEOに力を入れ、常にトップページに表示されるように記事を更新してきました。

おかげで毎月10名以上の新規のお客様が来店し、安定した集客が続いていました。

この「SEOで上位にいる状態」が、自信でもあり安心材料でもあったんです。

2023年4月から、当時話題になっていたChatGPTを使ってみました。
その性能に感動し「これがあればもっと上位を狙えるかもしれない」と考えました。

どうしても1位を取りたい一心で、それまで自分で書きためてきた全てのブログ記事を、ChatGPTにリライトさせたんです。

指示はたった一言。

「この記事をSEOに強くリライトしてください。」

そしてサイトは圏外に飛んだ

しばらくして検索順位を確認すると、サイトは圏外に。
理由を探るためにリライト後の記事を見直したところ、どれもAIが書いたと一目で分かるような文章ばかりでした。

独自性はゼロ。
言葉遣いや言い回しも不自然で、何を伝えたいのか分からない記事だらけ。

AIを使って「SEOに強い文章」を生成したつもりでいたけど、実際はGoogleから「コピーコンテンツ」と判断されて圏外に飛ばされていた訳です。

慌ててすべての記事を自分で書き直しましたが、元の検索順位に戻ることは二度とありませんでした。

つーちゃん
つーちゃん
そのおかげでSEOの呪縛から解き放たれて、広告運用に目覚める事が出来てたので結果的には良かったのかも

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ChatGPTは「使い方」がすべて

チャットGPTの使い方

ChatGPTは本当に優秀です。
でも使い方を間違えると、僕のように大きな代償を払うことになります。

とくに大切なのは、最初に「学習させて育てること」です。
ChatGPTは何も教えなければ、無個性なテンプレート文章を作るだけのツールになります。

僕が学んだのは、「いきなり記事を書かせるのではなく、まず基準やルールを覚えさせることが最優先」ということです。

最初にChatGPTに覚えさせること

  1. ブログの目的
    (例:信頼を築き、新規客を増やす)

  2. ターゲット層
    (例:30〜50代の縮毛矯正に悩む女性)

  3. ブログのひな型
    (例:導入→問題提起→解決策→行動の呼びかけ)

  4. 文章のルール
    (例:専門用語を使わず分かりやすく、フレンドリーな語り口)

この土台があってはじめて、AIは「あなたらしい文章」をサポートできるようになります。

ChatGPTを活用する手順

  1. まず自分で文章を書く

    • 目的やターゲットを考え、自分の言葉で文章を作る

  2. ChatGPTには「チェック」を依頼する

    • 誤字脱字

    • ターゲットへの伝わりやすさ

    • リード文や締めの提案

  3. SEOはAIに任せる

    任せる項目は7つだけ、それ以上は必要ありません。
    特にH1タイトルは重要で、自分で考えるとキーワードばかりを意識して読者が読む気にならないタイトルになりがちです。

    メタキーワードに関しては必要ないとは思いますが、僕の場合は念のために設定しています。

    ✅ 1. H1タイトル

    ✅ 2. タグ

    ✅ 3. パーマリンク(スラッグ)

    ✅ 4. メタキーワード

    ✅ 5. メタディスクリプション

    ✅ 6. OGP/Twitter Cards用タイトル

    ✅ 7. OGP/Twitter Cards用ディスクリプション

これだけで「自分らしい文章」と「SEOに強い要素」を両立できます。

まとめ

あくまでもブログの文章は自分で作成する事が大切です。
ブログや集客は、AIだけではなく自分自身の言葉があってこそ信頼されます。

僕の場合、完全にチャットGPTに任すのはSEO関する事だけです。

ChatGPTはあくまでも「アシスタント」
使い方を誤らず、最初にしっかりと育て、役割を決めて活用すれば、とても心強いパートナーになります。

僕の失敗が、これからAIを活用する方の参考になれば嬉しいです。

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