縮毛矯正の失敗には大きな責任がのしかかる
縮毛矯正の失敗に対し「本気で向き合う美容師」が全国でどれだけいるでしょうか?
恐らく殆どの美容師や美容室では【お客様の髪が傷んでいたから】と適当に誤魔化しうやむやにしてしまう事が多いのではありませんか?
そのような態度では、縮毛矯正の失敗に対し「本気で向き合った」とは言い難く「美容師としての責任を全うした」事にはならないのです。
当然、縮毛矯正の失敗の責任の重さなどを実感する事も無く、同じような失敗を何度も繰り返す事になるでしょう。※反省していない奴は同じ過ちを繰り返すものです。
そもそも大前提として失敗しない事が一番大切な事です。
とは言え人間のやる事ですから絶対に失敗が無いと言いきれない事も確かな事です。
実際に20年以上も縮毛矯正の専門家としてやり続けている僕でも失敗を犯した事はあります。
大切な事は失敗した時に、その失敗に真摯に向き合い、しっかりと責任を全うする事です。
その結果、縮毛矯正の失敗の責任の重さを実感し二度と同じ過ちを繰り返さない「精神」が身に付くのです。
実は、今から10年ぐらい前に私はあるお客様の縮毛矯正で大失敗をしました。
失敗の原因は完全に慢心からくる油断や驕りです。
- 自分ならどんな難しい髪でもキレイに出来る
- 難しめの髪にチャレンジしてこその専門家
- 他店では出来ない事を簡単にやってのけて見せる
縮毛矯正の専門家としての履歴も10年を超し数々の難しい縮毛矯正をこなしてきた当時の私は完全に慢心していたのです。
そしてそういった慢心から、普段ではチャレンジしないような無理な施術を行いお客様の大切な髪を傷めてしまったのです。
今思えばたかだか10年程の履歴
言ってみたら駆け出しも良い所なのですが、当時の私はそうは思っていなかったと言う事です。
当然、その場でお客様に失敗した事を自分の口で伝え謝りましたが、いくら謝ったところで傷めてしまった髪は元には戻りません。
僕に出来ることは、そのお客様が納得してくださるまで責任を持って対応する事しか出来ません。
その傷めてしまった髪が元の状態に戻るまで責任を持って対応する事をお約束しその後の縮毛矯正はもちろんカラーも責任をもってやり続けさせてもらいました。
もちろん、その間は施術料金は一切頂かずホームケア製品も含め全て無料でやり続けました。
それから二年が経ち、お客様の髪の状態も随分良くなっていきました
しかし僕はその方自身の口から「もう十分だからいいですよ」って言ってくれるまでは絶対に続けると決めてやり続けました。
もう大丈夫なんじゃないの?
いつまでやるの?って声をかけてくれる人もいましたが、それでは責任を取ったことにはならないと思っていました。
そして、その失敗から三年ほど経った頃に、ご本人から「次からは料金をちゃんと払いますね」「これからもよろしくお願いいたします」と言うお電話がを頂きました。
その時は本当に嬉しくて一人で涙しましたが・・・
思えば三年も我慢してくれたお客様が一番大変だった訳です。
この体験から「美容師としての責任の重さ」や「失敗されたお客様の気持ちや負担」を学ばせていただきました。
そして安心・安全を最優先する縮毛矯正を心がけるようにもなりました。
あなたが矯正屋を選ぶべき理由は、この安心・安全と言う部分にあります。
髪は女の命と言います、安全な縮毛矯正をお勧めします。