このブログは、あなたが縮毛矯正のトラブルに直面した時に、どう対処すべきかを書いています。
縮毛矯正に失敗した美容師が隠したい情報も遠慮なく公開しています。
そのため、このブログは縮毛矯正の失敗を隠蔽したい美容師たちから反感を買うかもしれません。
しかし美容師が縮毛矯正の失敗を誤魔化そうとする事実から目を背けてはいけません。
■このブログを読むと次のことが理解できます
- 縮毛矯正の失敗とは具体的に何を指すのか?
- 縮毛矯正の問題に遭遇した際の具体的な対処法は何か?
■この記事の信憑性について:
私自身の20年以上にわたる縮毛矯正専門家としての経歴が、ここで提供している情報の信憑性を証明しています。
- 大阪府藤井寺市で開業した大阪初の縮毛矯正専門店を経営し
- 月間70名以上の縮毛矯正全てを個人で施術しています。
- 累計15,000件以上の縮毛矯正実績があり
- 本最大級の口コミサイトで7年連続1位を獲得し
- Googleの口コミで4.9という高評価を得ています。
私の40年間の美容師人生のうち、20年以上を縮毛矯正の施術に専念してきた専門家としての経験が、この記事の信頼性を保証しています。
目次
縮毛矯正の失敗と縮毛矯正の事故との違い
「縮毛矯正の失敗」癖が伸びなかった時の対処法
縮毛矯正がうまくいかず、癖が伸びなかったという場合、最初に行うべきことは、施術を行った美容室に連絡をして「再施術」を申し出ることです。
中には「縮毛矯正で癖が伸びなかった」事で、その美容室を二度と訪れない方もいらっしゃいます。
しかし「癖が伸びなかった」という問題は、あくまでも「縮毛矯正の失敗」であり、そして人が行う事には誰でも失敗はあります。
さらに「髪がビリビリ・テロテロ・チリチリに傷んでしまった」と言う縮毛矯正の事故とは違い、比較的に軽い問題です。
「癖が伸びなかった」という事は再施術により修正可能です。
そして再施術のチャンスを与えることは美容師の成長にも繋がります。
だからこそ「癖が伸びなかった」という「縮毛矯正の失敗」に対しては、美容室が設定している保証期間内に「再施術」を申し出てみてください。
縮毛矯正の事故:発生の3つの理由と予防法
ビリビリ・テロテロになるなどの縮毛矯正の事故が生じる理由は大きく三つに絞られます。
1・技術者の未熟さ
しかし技術者が未熟な段階では、むしろ注意深く行動する傾向にあるため、重大な事故は少ないです。
2・技術者の慢心
縮毛矯正による髪のダメージが起こる最も一般的な理由は技術者の慢心です。
縮毛矯正の施術に慣れてくると、慢心し必要以上のリスクを冒すことがあります。
これは自動車の事故にも通じる事例で「自分の運転技術は優れている」と過信した無謀ドライバーが事故を起こすのと同じ原理です。
縮毛矯正の場合も、「自分は上手だから失敗はしない」という過信が、普通なら行わないような無謀な施術に繋がり結果的に重大な縮毛矯正の事故を引き起こします。
3・不注意やうっかりミス
縮毛矯正の失敗の原因としては、不注意やうっかりミスも挙げられます。
例えば医療ミスなど、人間が関与する活動では不注意によるミスが常に存在します。
薬の取り違えや、何かを忘れてしまうなど、縮毛矯正でもこのような不注意から引き起こされる事故は意外と多いのが現状です。
縮毛矯正の失敗が起こる原因は、この三つ以外にはほとんどありません。
美容師が縮毛矯正の失敗後に言いがちな三つの嘘
縮毛矯正に失敗した際、美容師からよく聞かれる一連のセリフがあります。
- 「お客様の髪が傷んでいたから」
- 「しばらくしたら落ち着きます」
- 「トリートメントで治ります」
しかし、これらの言い訳は、現実から目を背けるための確信的な嘘に過ぎません。
一度虫歯になった歯が完全に元の健康な状態に戻ることはないのと同様に、一度傷んだ髪は二度と元の健康な状態に戻ることはありません。
たとえ最高品質のトリートメントを使ったとしても、縮毛矯正でビビリ毛になった状態を完全に修復することは不可能です。
さらに、現状で大きく傷んだ髪が時間と共に自然と回復するという事は絶対にあり得ません。
「お客様の髪が傷んでいたから」は嘘である
縮毛矯正に失敗した美容師が一番多く使う言い訳が「お客様の髪が傷んでいたから」です
この言い訳に、多くのお客様が「自分の髪質が悪かったからだ」と諦めてしまうことがあります。
しかし騙されないで下さい
縮毛矯正によって髪がチリチリになる原因と、お客様の髪が傷んでいたり髪質が悪いことは、実は何の関連性もありません。
縮毛矯正を行う美容師の役割は、髪の傷みや髪質などの条件を考慮し、その条件に見合った適切な施術を行うことです。
お客様の髪が傷んでいる、または髪質が悪いという事は、縮毛矯正の施術条件と言うだけの事であり髪がチリチリになった理由では無いのです。
「お客様の髪が傷んでいる」と言う条件であれば、その条件に見合った薬剤や技法で対処すれば良いだけの話しであり、適切な施術を行えば髪がチリチリになる事などあり得ないのです。
そして本当に「お客様の髪が傷んでいるので髪がチリチリになる可能性がある」と感じたのなら、そもそも縮毛矯正の施術を行うべきでは無かったのです。
言い換えれば「お客様の髪が傷んでいたから」と言う言い訳をすると言うことは、最初から髪がビリビリの状態になる可能性を理解していながら施術を進めたことを意味し非常に悪質な行為であると言えます。
「お客様の髪が傷んでいたから」と言うセリフは「縮毛矯正を行うことができない理由」や「縮毛矯正をお断りする理由」であるべきであって「縮毛矯正を行って髪がチリチリになった理由」では無いと言う事を覚えておいて下さい。
絶対に騙されないで下さい。
「お客様の髪が傷んでいたから」という言い訳は、あなたが交通事故に遭った後、「あなたが危険な場所にいたからだ」と逃げるひき逃げ犯と同じなのです。
縮毛矯正の失敗での美容師の誤魔化し
縮毛矯正の失敗を起こした美容師が、その失敗に気づかないという事は絶対にあり得ません。
「お客様が家に帰ってから縮毛矯正の失敗に気が付いた」と言う事は単に彼らが、その事実に気付いた上で誤魔化し無視しているだけです。
専門的な訓練と経験を持つプロが「素人のお客様でもわかる異変」に気づかないわけが無いのです。
少なくても、お会計までの仕上げの段階で、自分の犯した大きな問題に気付いているはずです。
それなのに気が付かないふりをして施術料金を頂いている訳です。
「ひき逃げ」に等しい卑怯な行為とは
縮毛矯正の失敗に気付きながらそれを誤魔化す美容師の行為は、交通事故後の「ひき逃げ」に等しい悪質で卑怯な行為だと言えます。
その理由は、共に誤りを犯した後、その事実を隠蔽し責任を逃れる行動をとるからです。
道路で車を運転している際、万が一事故を起こしたとします。
このとき、適切な対応をするのが社会のルールですよね。
すなわち、被害者に対する救護、そして警察への通報など、事故を起こした者に求められる行動が存在します。
しかし、ひき逃げとは、これらの責任を全て放棄し自分自身を守るために逃走する行為です。
同様に、縮毛矯正のプロとして、お客様の髪に異常を感じた場合には適切に対処するのが美容師の責任です。
しかし、異常を感じながらもそのことを無視し、お客様に何も告げずに帰してしまう行為(お金まで取って)は「ひき逃げ」と同様の行為だと言えます。
誰もが意図的に事故を起こすわけではありませんが、万一事故が発生した場合、適切な対処を行う責任があります。
ビビリ毛になった後の選択
「ビビリ毛」になってしまった、その後一体どうしたら良いのでしょうか。
失敗を起こした美容室でのやり直しは本当に適切な選択なのでしょうか?
どう行動するかは、美容室との信頼関係による部分が大きいと思います。
たとえば、5年間同じ美容室を訪れ続けてきたとしましょう。
この場合5年間もの信頼関係がありますので、やり直しに対する期待度も高まります。
しかし、長年の信頼関係がある美容室でさえ、仕上げのテクニックや様々なケア剤を駆使してビビリ毛の問題をごまかす行為があれば、それは美容室自体が信頼関係を壊していると言えます。
その結果、信頼関係が一瞬で崩れ「やり直しを受けるべきではない」と判断することもあるでしょう。
このように、縮毛矯正の失敗後の対処法は、美容室との信頼関係を基に判断することが重要です。
事故を起こした美容室での再施術を受けるべきか否か、その答えはあなたとその美容室との関係性、そしてビビリ毛になった時の具体的な状況によるものによって変わります。
縮毛矯正の失敗後のトリートメント提案
縮毛矯正の失敗後、美容室から提案されるトリートメントは基本的に受けるべきではありません。
なぜなら、縮毛矯正の失敗によるビビリ毛は、単なるトリートメントでは解消しきれないためです
一見すると、美容室がトリートメントを提案することは顧客への気遣いのように思えますが、ビビリ毛を改善するための本質的なケアとは異なる場合が多いのです。
このトリートメントの提案とは、言うなれば不始末をしでかした人が菓子折りを持って行って責任を果たした感じに持って行く・・・って感じだと思います。
縮毛矯正の失敗によりビビリ毛となってしまった髪は、どれほど良質なトリートメントを施しても、根本的な改善は期待できません。
- トリートメントの提案とは、根本的な改善にならない事を解っていて出している美容室側からの提案である。
- 縮毛矯正の失敗後、美容室から提案されるトリートメントは、無料であってもその効果を理解した上で受けるか否かを決めるべきです。
- それが有料の場合は、断じて受けるべきではありません。
縮毛矯正の失敗によるビビリ毛の問題は、根本的な対策が必要な問題であり、トリートメントだけで解決するものでは無いと言うこちは理解しておいて下さい。
縮毛矯正の失敗時の返金の可能性
縮毛矯正の失敗で被害を受けたら、返金請求は可能か?
結論から申し上げますと、私自身としては、縮毛矯正の失敗で被害を受けたお客様がその料金を支払うべきではないと考えています。
しかし、残念ながらすべての美容室が同じ考えを持っているわけではありません。
ここからは私個人の持論ですが、一般的な感覚としても、そして縮毛矯正の専門家の意見としても大きくは間違っていないと自負しています。
私の考えとして、縮毛矯正の失敗に遭われたお客様から美容室が料金を頂くことは、非常に問題がある行為と考えています。
縮毛矯正の施術にミスがあった場合、それをお客様に自ら申告するのは美容師としての義務だと思っているからです。
そしてミスがあった以上、その商品は不良品であると言えます。不良品である商品に快くお金を支払う人って居てないですよね。
以上の理由から私自身としては、縮毛矯正の失敗で被害を受けたお客様がその料金を支払うべきではないと考えています。
確かに美容室によっては違う考えを持っているサロンもあるでしょう。
しかし、これだけはハッキリと言えます。
返金されるか否かは別にして「縮毛矯正のトラブルに遭ったお客様」には、少なくとも返金請求をする権利はあるという事だけは間違いありません。
返金交渉前に知っておくべきこと
縮毛矯正の結果に失望したお客様には返金を求める権利があります。
しかし、その交渉に臨む前に理解しておくべき重要な事実があります。それは、美容室の中には、筋の通らない理屈を主張するところも一定数存在するという事実です。
※別のブログに具体例を書いています
筋の通らない理屈を主張する美容室は、縮毛矯正の失敗を認めず返金交渉を難航させます。
そのような場合、長時間の不毛な議論を避けるためにも、早めに距離を取るのが賢明かもしれません。
なぜなら、縮毛矯正の失敗で既にストレスを感じているあなたの心にとって、このような議論は余計なダメージとなるからです。
具体的な例として返金を求めるあなたを「クレーマー」として扱うケースがあります。
これは一見すると理不尽に思えますが、残念ながら現実にそんな美容室は少なからず存在します。
確かに縮毛矯正で失敗され、その結果に納得できない場合は、返金を求める権利があります。
しかし一方で、返金交渉はストレスの元となりうるという現実も知っておくべきです。
美容室の立場から見た返金しない理由
縮毛矯正の失敗に対して美容室側が返金に応じない理由は主に二つあります。
- サービスを提供したことによる料金発生
- もう一つは「やり直しによる対応」です。
美容室は「サービスを提供したため料金が発生するので結果は関係ない」と主張することが結構多いのです。
確かに、美容室は商品を提供する仕事ではなく役務(サービス)を提供する仕事であるという事実は無視できません。
そのため、「サービスの提供があったから料金が発生する」という理屈は間違っていないように見えます。
しかし、これはあくまで「失敗」と言う事が前提の理屈です。
- 例えば、カットが似合わなかった
- カラーの染まりが悪かった
- 縮毛矯正の伸びが悪かった等
これらの「失敗」に対しては「お直しで対応」という解決策が妥当でしょう。
しかし、髪がチリチリ、ビリビリ、テロテロになるような重大な問題は、「失敗」ではなく「事故」に該当します。
そのため、「事故」については、「美容室とお客様」という関係性ではなく、「加害者と被害者」という関係性が生じるのです。
この点を踏まえると、「髪がチリチリ、ビリビリ、テロテロになるような重大な問題」の場合は、美容室が返金に応じない理由として挙げられる「サービス提供による料金発生」と「やり直しでの対応」は、被害を受けたお客様にとっては「理不尽な言い訳」でしか無いような気がします。
美容室が返金に応じないのが当然ですか?
丁度いいものを見つけました
縮毛矯正の失敗で、美容室が返金に応じないのが当然ですか?
と言う質問に対してのある美容師の回答がこれです。
1万円前後の安い矯正で綺麗になると思っているの? 他のお店でもたいして綺麗にならないから、色々なお店をウロウロしているんじゃないの? 安い矯正ばかりでは本当に綺麗にはならないよ! 上手に出来ないから暇で、ホットペッパーにだしているんだから。食事に行って思っていたのと違い、まずかったからって返金できますか? サービスを受けている以上、返金は難しいですね。
Yahoo!知恵袋に回答している美容師は「食事に行って思っていたのと違いまずかったからって返金できますか?」と屁理屈を言っていますが、よくこんな屁理屈を堂々と言えるものだと逆に感心します。
いいですか?
「食事に行ってまずかった」と言うのを美容技術に当てはめると
- カットしてもらったが似合っていなかった
- カラーしたけど染まりが悪かった
- 縮毛矯正をしたけど伸びが悪かった
と言う事なのです。
もちろんこれで「金を返せ」と言うのは理不尽で悪質なクレーマーだと言わざるを得ないですが、縮毛矯正で髪をチリチリ・ビリビリ・テロテロにされたと言う事はこのような「失敗」では無く「事故」なので「食事に行って思っていたのと違いまずかったからって返金できますか?」と言う屁理屈は通用しません。
縮毛矯正で髪をチリチリ・ビリビリ・テロテロにされたと言う事をこのYahoo!知恵袋に回答している美容師風に飲食店で例えると
ハンバーグ屋さんにハンバーグを食べに行ったら腐ったハンバーグが提供され病気になったと言うのが正しい例えでしょうね。
で・・・
Yahoo!知恵袋に回答している美容師さんに聞きたい
あなたはそんなハンバーグ屋さんに「食べたのだから仕方がない」とお金を払うのですか?
こんな意見もありました。
返金は基本的にしません。 結果ではなくて縮毛矯正する工程そのものに対しての料金です。 お直しも美容室の良心でしかないです。 なので美容室や病院やエステに飲食店などはしっかり選びましょう。 病院にかかって病気が治らなくても医療費は支払いますよね。
「病院にかかって病気が治らなくても医療費は支払いますよね」って言い分には呆れてしまいます。
それはあくまでも病気の人が医者にかかった場合の話しであって、美容室の縮毛矯正で髪がチリチリになったと言う事とは全く状況が違うのです。
美容室の縮毛矯正で髪がチリチリになったのは「健康な人がイレギュラーで病気にさせられた」ようなものなので全く別の話しなんです。
「大丈夫、キレイにするから任せて」って請け負った上でのミスと
「そもそも病気の人が病院にかかって病気が治らなかった」って言うのは全然状況が違うと言う事が理解できていないのでしょうか?
返金請求の最適な手段
縮毛矯正で髪がチリチリになり返金を請求する際の最適なアプローチ方法を解説します。
まず、美容室に電話やLINEでコンタクトを取り、自身の髪の状態と感じている不満を詳細に伝えることが重要です。
その際に伝えるべきポイントは4つあります。
1.あなた自身が美容室の仕事が役務(サービス)を提供する仕事であることを理解している。
2.今の髪の現状は美容室の役務を果たしたとは認識できない。
3.本来髪の状況を改善するために来店したにも関わらず、逆に髪の状況が悪化し取り扱いが困難になった。
4.以上の理由から施術代金の返金を要求する。
これらのポイントを伝えることで、返金請求の意図とその背後にある理由をシンプルに説明することができます。
また、「髪の状態を具体的に見ないと分からない」と言う美容室も存在します。
しかし失敗した髪の状態などは、そもそもその美容師が一番わかっているのです。
このような場合「とぼけて誤魔化す」と言う姿勢を根本的に持っている相手と言う可能性があります。
つまり確信的に誠意の低い美容師と言う可能性がありますので返金は難しくなるかもしれません。
縮毛矯正の失敗後の返金請求は早期行動が肝心
縮毛矯正の失敗による返金交渉は、早ければ早いほど良い結果が期待できます。
美容師は基本的に、お客様の喜ぶ顔が見たいという想いから行動し、最高の縮毛矯正の提供を目指しています。
その一心で努力している美容師ですので、お客様の髪を傷める事態になった場合、美容師自身も大きな罪悪感を感じ、心が痛んでいるのです。
しかし、この罪悪感も時間とともに薄れ、一週間も経てば忘れられた過去の出来事となります。
そのため、返金交渉は罪悪感がまだ新鮮な状態で行う方が相手の心に響きやすく、返金成功の可能性が高まるのです。
縮毛矯正の失敗による返金請求は、事故の発生を認識した美容師の罪悪感が新鮮な内に、早期に行動することが成功への鍵となります。
早期行動が良いもう一つの理由
縮毛矯正の失敗後の返金交渉がなるべく早めの方が良いもう一つの理由は、返金交渉を遅らせてしまうと”髪が他の理由で傷んだ”という反論の余地を相手に与えてしまうからです。
美容師は自身のミスを知っていますのでしクレームが来ることを予想しています。なので時間が経つほど言い訳や心の準備が整ってしまいます。
これを防ぐために、縮毛矯正の失敗に気付いたらすぐに美容師に連絡することをお勧めします。
また、返金交渉前には、ホームカラーなどの自宅での追加施術や、他の美容院での施術(カットを含む)を行わないように注意が必要です。
これらの行為が行われると、髪の傷みの責任の所在が不明確になり、返金交渉の進行が難しくなります。
そうならないためにも、追加の施術が絶対にないことを証明する意味でも、できるだけ早く(理想的には翌日)美容師に連絡をすることが必要となります。
縮毛矯正の失敗後の返金交渉は、早期行動と追加施術の避けが成功のカギとなります。
縮毛矯正失敗後の返金交渉は、冷静さが最強の武器
大切な髪が傷められた事により、非常に感情的になる気持ちは解ります。しかし、ここで重要なのは、感情的にならずに冷静さを保つことが大切です。
感情的になると、冷静な判断が難しくなり、返金交渉がスムーズに進むことが難しくなります。
何故なら、こちらが感情的になると、相手も感情的になる可能性が高まるからです。
縮毛矯正の過失を犯した美容師は心に余裕がありません。そのため「攻撃が最大の防御」となり感情的な反応が予想されます。
お互いが感情的になると、生産性のない憎しみのループに陥る可能性があります。
これを防ぐためには、相手と同じ土俵に立たないことが重要です。心に余裕がない相手と交渉する際の最強の武器は「冷静さ」です。
縮毛矯正の失敗後の返金交渉は、感情的になることを避け、冷静さを保つことが最も効果的な戦略となります。
美容師の感情に訴える効果
縮毛矯正の返金交渉で効果的な手段として推奨するのは、美容師の感情に訴えかけることです。
攻撃的になるのではなく、自分の困難を素直に伝えることで、美容師の心に訴えかけることが可能です。
美容師は、基本的にお客様に喜んで頂きたいという強い願望を持ち、職人としてのプライドの高い人です。
そのため、信頼頂いていたお客様からの期待を裏切る事は、美容師自身も非常に悲しみを感じています。
ですので、あなたの悲しみや困難は、美容師の感情に強く訴えかけ返金交渉を進めるための強力な手段となります。
他店での修正費用の負担は必要か?
縮毛矯正の失敗後、他店での修正費用を請求することが可能かという疑問については見解が大きく分かれます。
矯正屋の考えとしては、他店での直しを希望される場合には全面的に対応し、その費用を全額負担します。
私は、縮毛矯正の重大な過失によるビビリ毛等は事故と見なします。
事故である以上は施術費用は当然のことながら返金し、その後の責任もきちんと果たす必要があると私は考えます。
ただし、二度目以降の他店での修正に関しては、それ以上の費用の請求には対応できません。
その理由は、他店での補修により更なるダメージが進行する可能性があるからです。その場合、責任の所在が当店なのかその他の美容室なのかが分からなくなり、責任の取り方が難しくなるためです。
以上が私の考え方であります。
しかし、そう考えずに返金をすれば充分だと言う意見も理解できます。
縮毛矯正の失敗後、他店での修正費用を負担すべきかどうかについては、難解な問題であり、大半の美容室が否定的な意見を持っていると考えられます。
私自身も実際の所は「美容師である以上は自分の不始末は自分の技術で責任を取り補っていきたい」と言うのがホンネなのですから。
縮毛矯正のトラブルを避けるため
今回のブログ記事を書く背景には、縮毛矯正の問題に遭遇し、私に相談してくる方々の多さがあります。
多くの人々が縮毛矯正の失敗に直面し、同じ心配や質問を持っており、同時に縮毛矯正トラブルを軽視していることに気づきます。
縮毛矯正トラブルを受けたその後も
- 縮毛矯正の価格や利便性を優先し家からの距離などで美容室を選び
- ホームケアを怠り、今まで通りの手法を続けようとする傾向があります。
だからこそ、これらの縮毛矯正トラブル問題は軽視するべきではないという認識を共有するため、このブログを書く決意をしました。
残念ながら、不誠実な対応をする美容室が多い現実も、このブログを書く動機となりました。
正直に言えば、縮毛矯正の失敗に直面した方々には、同情を感じますが、同時に自己責任もあるとも考えます。
安易に美容室を選ぶという行為に、問題があるからです。
結論として、縮毛矯正の事故を起こす美容室を選ばないことが重要です。