今回のテーマは「当店の縮毛矯正の施術方針」についてです。
矯正屋には、4つのはっきりとした施術方針があり、この4つの施術方針について今日は話してみたいと思います。
目次
20年間も縮毛矯正だけをやってきました。
私は縮毛矯正に関しては日本でトップクラスに経験値があると自負しています。
それは20年間も縮毛矯正だけをやってきたからです。
通常の美容師で20年間も縮毛矯正だけをやってきた美容師は数えるほどしかいないと思います。
一般的に一人の美容師さんが月間で行う縮毛矯正は10人もいないと思います。
少し多くやっているなぁー・・・と言う美容師さんでも月間20人もやっていたら大したものです。
そんな中で私は20年間・・毎月70人以上の縮毛矯正をこなし続けてきているので恐らく日本でトップクラスに経験値があるはずです。
そんな私が話す縮毛矯正の話しなので、ある程度は信頼してもらえるのではないかと思っています。
このブログを読むメリット
このブログを最後まで読むメリットは、利用している美容室の質が分かるようになると言う事です。
どういう事かと言うと「こちらのサロンの施術方針ってなんですか?」という質問をして返ってきた答えで、その美容室の質が分かるようになるということです。
美容室の質が分かれば、レベルの低い美容室を回避する事が出来て自分の髪を守る事が出来るようになります。
もしよければご覧になって下さい。
チャンネル登録やコメントなどもお待ちしていますね。
そもそも方針とは?
まず・・・よく耳にする言葉ですが、方針って何だ?と言う基本的な話です。
また、方針が有るのと無いのでは、どう違うのか?
どの美容室も、施術方針が有って営業しているのか?そんな事もちょっと考えていただきたいと思っています。
よく「我が校の教育方針は・・・」とか「我が家の教育方針は・・・」なんて言う事ききますよね
教育に限らず、何かを達成する為には「目的」「目標」「方針」の3っの要素が必要です。
- 目的 「到達したい状態」
- 目標 「目的を実現する期間とレベルを明確にしたもの」
- 方針 「それを実行する上での方向性」
教育の場合だと、こういった感じだと思います。
- 目的→豊かな人生を送る為に
- 目標→なるべく良い学校に入る
- 方針→その為に塾に通わせる
「目的・目標・方針」の3っがぼんやりとしていると、当然ながらぼんやりとした結果にしかなりません。
なんていう家庭の子供さんが優秀な学校に進学するって思います?
こんな感じで・・・方針って大切なんです。
明確な方針って実際にありますか?
あなたのご家庭に「教育方針」ってはっきりと明確にありますか?
大抵の家は、そんなはっきりとした方針って決まっていないんじゃないですかね?
例えば、「お菓子を買ってよぉ」とただをこねる子供を納得させる時に「うちの方針は○○だからお菓子は買いません」なんて感じで、都合の良い時だけ適当な方針を持ち出してる程度なんじゃないですか?
大抵のご家庭にしても、美容室にしても・・・
「目的」や「目標」はある程度明確にしていると思うのですが「方針」については、意外と曖昧なんじゃないですかね?
矯正屋の4っの施術方針とは
矯正屋の「目的」「目標」「方針」は次のように考えています
- 縮毛矯正をする目的お客様をハッピーにする事
- そのための目標リスクを減らし他店よりも良い仕上がりを提供する
- 方針それを実行する上で4っの方針を打ち出している
マンツーマンで施術する為にスタッフは雇用しないと言う方針
スタッフを入れたほうが営業的には生産性も上がり売り上げも上がります。
でもスタッフを入れることで、そのスタッフにも仕事をさせなくてはいけなくなります。
そうすると、どうしてもマンツーマンで行う事が難しくなります。
なのでスタッフは雇用せずに僕一人がマンツーマンで対応すると言う方針でやっています。
マンツーマンで行うことで、施術に対する責任の所在がはっきりする事もありますし、仕事のクオリティは格段にアップします。
一日3名の少数受付という方針
これは実は、僕一人でも2名同時の施術って出来るんです。だから本当はもっと受付可能なんです。
でもやはり同時に掛け持ちでやることで集中力って落ちますよね。
だから、一人のお客様が終わってから、次のお客様に来てもらうと言う少数受付けの方針を取っています。
時々僕のミスで重なって取ってしまうこともありますが、基本的にこの方針を取っています。
皮膜処理込みの施術
皮膜処理とは、カチオンコンプレックスという技術の事で+の性質のトリートメントと-の性質のトリートメントを髪の上で吸着させる技術です
これをすると・手触り感・艶がアップし次回までの髪のコンディションが格段に違います。
これは以前はオプションにしていて別料金を頂いていす他のですが、こんなにいい物をお客様に選ばすって・・・専門店としてどうなのかな?と感じたわけです。
だから、「せっかくわざわざ専門店に来ているのだから、良いものならやったほうがいい」という考えで、皮膜処理込みの施術という方針で今はやっています。
初回はあえて弱くするという方針
初回はあえて弱くする・・・と言うのは、その方の髪に10の力の薬剤が必要だな・・・と感じたら6とか7とかの少し弱い薬剤でやると言う事です。
当然これはリスクを減らすためです。
新規の方の髪は、僕にとってあくまでも初めて触る髪だからです。
弱い設定の薬剤なので、もしかしたら伸びが甘いかもしれませんが、その時はやり直し当対応はいたします。
実際には、大抵の場合で弱い設定でも伸びます。
もしこの弱い設定で伸びていたら次回はさらに弱い設定で施術します。
これを繰り返すことで、いずれかの地点で癖が伸びなくなります・・・この地点付近が、その髪にとって必要最小限の強さの薬剤ということです。
この必要最小限の強さの薬剤を見つけ出すことが大切だと考えています。
その後必要最小限の強さの薬剤を使い続ける事で、髪のダメージも最小限に抑える事が出来るからです。
その為には、最低3回は矯正屋に通ってください。
だいたい3回の来店をめどに、その方の髪にとって必要最小限の強さの薬剤を見つけ出す事が出来るからです。
いかがでしょうか?
あなたが通っている美容室の施術方針はどうでしょうか?
「お客様の笑顔のために頑張る」とか「なるようになる」とか・・・面白いと言うかとんでもない施術方針が帰ってきたらびっくりですがwwwwww
担当の美容師さんに一度聞いてみるのも良いかも知れませんね