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価格には「その価格である明確な理由」がセットになっていなくてはいけません。
何故なら「その価格である明確な理由」が無ければ(又は納得出来なければ)それは信用に値しない価格と言う事だからです。
このブログでは大阪の縮毛矯正専門店矯正屋の価格の理由を深堀して解説していきます。
このブログ記事で貴女が解る事は、矯正屋の「縮毛矯正料金の理由」は勿論の事
自分はどの価格帯の縮毛矯正を選べば良いのか?が解り選ぶべき縮毛矯正の美容室が明確になると思います。
価値が有る物にはそれに見合った価格を付けるべき
美容室の料金設定において「長い時間をかけて習得した卓越した技術」にこそ価値があり価値が有る物にはそれに見合った価格を付けるべきだと考えています。
矯正屋の縮毛矯正の料金が他の美容室に比べて高いと言われる事はありますが、僕自身はこれほど素晴らしい縮毛矯正が3万円を切る価格で出来るなんてあり得ないほどのお値打ち価格だと本気で思っています。
恐らく多くの方は他の美容室の縮毛矯正の料金と比較して「高い」と言っているのだと思いますが「矯正屋の縮毛矯正が高いのではなく2万円前後の縮毛矯正が異常なほど安すぎるだけ」なのでは無いでしょうか?
今どき何のスキルも無い高校生でも最低賃金は1,023円なのですよ。
それを400万円ほどの費用と2年間と言う時間をかけて特別な国家資格を取得した有資格者が、そこから更に何年間もの修行を経て習得した技術を4時間近くかけて提供しているのに何故2万円を切るような価格で縮毛矯正を提供できるのか?僕には全く理解できません。
価格を安くする理由は今も昔もただ一つ
それは「そうしないとお客様が来ないから」と言う理由以外には無いのです。
- ライバル店より安い料金提示をしないとお客様が来ないから。
- 価格でしか差別化ができず安さでしか勝負できない。
だから基本的な価格設定を低価格に設定したり割引・値下げ・クーポンと言う割引サービスを実施するのです。
確かに安価でも素晴らしいクォリティの縮毛矯正も存在するでしょうし、高額でも残念な縮毛矯正もあるかも知れません。
安価な縮毛矯正の全てが粗悪な縮毛矯正だと言い切るつもりは一切ありませんが、それはあくまでもイレギュラーな事柄なのです。
縮毛矯正の価格の感じ方は立場や人によって大きく変わる
縮毛矯正の対価が29,000円と言う事に対して高いか安いかと言う事は、人によって感じ方は様々で一概に「高いor安い」とは言えないはずです。
縮毛矯正を提供する僕とあなたとでは感じ方は大きく違いますし、お客様によっても矯正屋の縮毛矯正の価格を適正だと言う人も居れば高いと言う人も居るでしょう。
中には矯正屋の縮毛矯正の価格を安いと言う人だってる
それは収入が高いからとかお金持ちだからと言う事ではなく、あくまでも個人の価値観の違いなのです。
収入が高くお金を持っている人でも「自分の髪の毛には1万円ほどの縮毛矯正で十分」と思っている人の場合は縮毛矯正の対価が29,000円と言う価格設定が非常に高いものに感じるはずです。
逆に収入の低い人でも「自分の髪にはお金をかけるだけの価値がある」と思っている人にとっては29,000円の縮毛矯正は適正価格に感じると思います。
高いと言っても実際の所1か月あたり5,800円のコスト
矯正屋の縮毛矯正の平均的なサイクルは5か月ほどです。
つまり1か月あたり5,800円のコストでこれほど素晴らしい縮毛矯正が手に入る訳ですから決して高くは無いと思うのですがどうでしょうか?
総務省の家計調査報告(家計収支編)によると月の外食費の平均が1万1193円だそうです。
浪費や無駄遣いの代表選手の外食で毎月1万円以上使っているのに、癖毛の人にとって必需品の縮毛矯正が月に5800円ってかなりお安いのでは在りませんか?
値段が高いと感じるものは本当に欲しいものではない。
値段が高いと感じるものは、実はそれほどほしいものではないという心の叫びの表れで「こんなものにこんな値段」と無意識に思っているから高いと感じてしまうのです。
私は美術などには全く関心のない男なのですが数年前にジョージ・ロドリーゲの作品を「高いなぁ」と思いながらも購入しました。
ジョージ・ロドリーゲのブルードックはファンの間では大変人気で素晴らしい評価なのですが、そもそも美術や絵に関心のない私にとっては高い買い物でありそこには素晴らしい絵を手に入れた喜びでは無く後悔の念しかありませんでした。
このようにそもそもそれに関心が無い人はどんな素晴らしいパフォーマンスを見せられても大して感動しないものなのです。
縮毛矯正の場合も同じで「縮毛矯正なんかに29,000円もかけるのなんて」と思っているから高く感じる訳で、そう感じる人は29,000円の縮毛矯正を無理をしてするべきでは無いのです。
縮毛矯正や自分自身の髪の美しさにそれほど価値を感じていない人が、どんなに素晴らしい縮毛矯正の施術をしても喜んでいただける結果になるはずは無いのです。
高いと感じるものは本当に欲しいものではない証拠です。
矯正屋の縮毛矯正29,000円が高いと感じるのは、そもそも縮毛矯正の技術に価値を感じていない訳ですから来店しても「高かっただけで普通」と後悔するだけですのでやめておいた方が無難だと思います。
大阪で一番最初の縮毛矯正専門店の価格の理由
大阪の縮毛矯正専門店・矯正屋の縮毛矯正の料金は29,000円(税別)ですが、この価格の90%は私自身の人件費です。
そもそも美容室で使う薬剤はそれほど高価なものではありませんし、大阪でも田舎にあたる藤井寺で駅から離れた住宅地にある矯正屋は店舗を維持する費用にそれほどコストはかからないのです。
約3時間の縮毛矯正の90%が人件費と言うと1時間当たり約1万円が私の時間給ということになりますが、私自身は非常に安すぎる設定だと考えています。
何故なら今の矯正屋の縮毛矯正が出来上がるまでにかかった時間や労力を私自身が一番知っているからです。
業界歴41年・縮毛矯正の専門家になって23年と言う「長い時間をかけて習得した卓越した技術」には非常に高い価値があり価値が有る物にはそれに見合った価格を付けるべきだと考えています。
開業当時の縮毛矯正の価格は18,000円
縮毛矯正の専門店として開業した23年前の縮毛矯正の料金は18,000円と言う比較的安価な価格設定でした。
それは言うまでもなく私の縮毛矯正の技術に価値が無かったからです。
「一流の技術を取得するのに必要とされる時間は1万時間」と言われていますが、23年前の自分には到底そんな時間の積み重ねも経験値も無かったので「お手軽な価格設定」でお客様に来てもらう事しか出来なかったのです。
需要に供給が追いつかなくなり23,000円に値上げ
縮毛矯正専門店・矯正屋をオープンさせて5年
完全に私一人で縮毛矯正の施術を行うために一日たった3人しか受付をすることが出来ず需要に供給が追いつかなくなり新規のお客様からのお申し込みをお断りする事が非常に多くなってきました。
私に課せられた選択肢は2つ
- スタッフを入れて対応する
- 料金を値上げしてお客様を絞り込む
当時の私は、縮毛矯正を専門的にやってきたおかげで通常の美容室に比べて5倍ほどの密度で私の経験値は上がっており、その評判から新規客からのお申込みも激増していたわけです。
そんな中でスタッフを入れると言う事は縮毛矯正の質を落とす事にもなり矯正屋と言うブランドの価値が下がるのでは?と言う事で縮毛矯正の料金を18,000円から23,000円に大幅値上げを行いました。
この値上げによって正直多くの既存のお客様が矯正屋を離れていきましたが「本当に矯正屋の技術に価値を感じている方」は残って下さり「自分の髪を大切に思っている」新しいお客様も来てくださったので結果的には売り上げダウンには成りませんでした。
さらに5年後26,000円に値上げ
前回の値上げで客数が減り(売り上げは変わらず)余裕を持って営業していたのですが5年たってまた、需要に供給が追いつかなくなり新規のお客様からのお申し込みをお断りする事が非常に多くなってきました。
「一流の技術を取得するのに必要とされる1万時間」を遥かに超える45000時間と言う経験値を積み重ね最も乗りに乗っている時期でした。
「スタッフを入れて質を下げる」と言う選択肢は無く2回目の値上げ26,000円を行いました。
そしてそれからさらに5年後(開業から15年後)全く同じ理由で値上げを行い現在の29,000円になりました。
恐らくもう値上げする事はないでしょうね。
周りの美容室が縮毛矯正の基本料金を下降させていく中で矯正屋の縮毛矯正の料金は約5年周期で上昇させている訳ですが、これこそが矯正屋の縮毛矯正の信用度のバロメーターになっていると思っています。
価格は信用度のバロメーターで人気や信用のあるものはおのずと高額になる
広告とは違いブランドとは「他者評価」です。
自分以外の誰かが高評価し続けてくれる事で信頼を得る事が出来それがブランドとなり高価な商品やサービスへとなっていくわけです。
これは自然の摂理でありブランドに限らずどんな事柄でも「信用の有る物はおのずと高価になる」のは当たり前の事なのです。
一番わかりやすい例は「為替」です。
信用の高い国の通貨は、その信用の高さから人気になり多くの人がその通貨を持とうとするのでおのずと高くなっていきます。
逆に、情勢が不安定で信用度の低い国の通貨は手放す人が増え安くなってしまいます。
このように信用度が人気となり、人気のあるものが高くなるのは万国共通のルールであり自然の摂理なのです。
縮毛矯正も同じように、信用度の高い美容室は人気となり、その人気が更なる信用になり、人気・信用度の高い美容室の縮毛矯正は自然と高額になっていくのは自然な事だと考えています。
「提供するサービスに見合った価格」そんなものはそもそも存在しない
「提供するサービスに見合った価格」なんて言うセリフをよく耳にしますが、そんなものはサービスを提供する側の独りよがりであり価格の意味を誤魔化すための詭弁でしかありません。
価格・料金の本当の意味は、それを支払う人つまり貴女に対するメッセージなのです。
割引価格に込められたメッセージは意味が変わってきます
- あなたはそんなに払う能力ないよね
- あなたはこのぐらいしか自分に使えないよね
- あなたはこのぐらいしか自己投資できないよね
- あなたの髪に対する思い入れってこの程度ですよね
矯正屋の縮毛矯正の料金29,000円と言う金額の重さ
矯正屋の縮毛矯正の料金は29000円(税別)です。
これは髪の長さに関わらずロングでもショートでも同じ料金になっていますがカットはついておらず縮毛矯正だけで29,000円です。
確かに他の美容室と単純に比較対象した場合は料金的に安いと言う訳では無いと思いますので、とにかく安い縮毛矯正をお探しのお客様には合わない美容室かも知れません。
ですが横暴な価格設定をしていると言うわけではありません。
ちゃんとした理由と根拠があってこうした価格設定になっています。
何度もいう様に、そもそもこの価格設定(縮毛矯正だけで29,000円)をしている私自身はこの価格が高いなんて全く思っていないと言う事です。
むしろこの価格帯が縮毛矯正の適正価格で、逆に2万円前後の美容室の縮毛矯正の料金が「あり得ないほど安すぎる」とさえ思っています。
もちろん、他店よりも高い設定にも関わらず通い続けて頂いているお客様には大変感謝はしていますし、29000円と言う金額そのものが「たいした事のない金額」だなんて思ってもいません。
29,000円と言う単純なお金の価値だけを考えると
- かなり良いステーキを食べることが出来る
- 焼き肉店で一人焼き肉が2回ぐらいできる
- 居酒屋で3回ほど酒が飲める
- 近所のカレー屋さんで30食ぐらい食べられる
- 大好きなサントリーの角瓶が20本ぐらい買える
- 矢沢永吉さんのコンサートに二人でいける
それぐらいの金額なので私にとっても結構大きな金額だと言えます。
しかしそれはあくまでも29,000円と言う金額の重みであって、それを縮毛矯正の対価と考えた場合に私自身は決して横暴な価格設定だとは思わないと言う事です。
この29,000円と言う金額の重みは十分に理解しています。
その重みを噛みしめながらそれに恥じない縮毛矯正を続けていきます。