大阪の矯正屋の 縮毛矯正 は新生部のみのリタッチ矯正です

大阪の矯正屋の 縮毛矯正 は新生部のみのリタッチ矯正です

2021年10月29日

矯正屋の 縮毛矯正 はリタッチが基本になっています。

リタッチとは、髪が新しく伸びてきて癖の出て来た部分のみに縮毛矯正の薬剤を使うと言う安全な施術方法なのですが、どうやら他店では、根元から毛先まで薬剤処理をする美容室が多いようです。

その為に、新規のお客様の中には「毛先までやってもらうのがあたりまえ」とか「根元だけって、なんか損した気分になる」って人もいるのですが、それは全然間違った認識なのです。

縮毛矯正 とは必要な箇所に必要なことをし不必要な箇所には何もしない事が大切

不必要な箇所とは、すでに縮毛矯正をしている部分の事です。

縮毛矯正で一度ストレートにした部分が癖毛に戻ることはありませんので、前回に施術した部分に髪の負担になる薬剤を使う必要は一切ない訳です。

毎回・毎回、根元から毛先まで薬剤処理をするような無理な事をするから髪にトラブルが起こるわけです。

確かに、前回の縮毛矯正をした部分が荒れていたりすることもあり、その荒れた部分に薬剤処理をすることでその場ではキレイに収まることもあります。

しかし一見キレイに収まっているように見えても、それはその場だけのことで、実際にはダメージは進行しているわけです。

そんなダメージが、毎回の縮毛矯正で蓄積されていけば、お客様にとってもダメージの連鎖に陥るだけで、いつか必ず臨界点を越えて大変な状態になる事はあたりまえです。

縮毛矯正 に失敗されたお客様の話

先日来られた新規のお客様は、縮毛矯正の失敗で髪がチリチリのテロテロになって矯正屋へ駈け込んできました。

僕が見ても、かなり酷い状態で、ご本人は凄く凹んだ気持ちと不安感を持って毎日を過ごしています。

今回の縮毛矯正の失敗は、なぜこんな失敗が起こってしまったのか?

それは安易な判断から、リタッチではなく根元から毛先までのワンタッチで施術してしまったからです。

つーちゃん
つーちゃん

実は施術する側からするとリタッチって凄く複雑な工程でメンド臭くて作業的に大変なのです。

ワンタッチでの施術の方が10倍以上は楽ちんなので、安易にワンタッチで施術する美容師も多くいます。

お客様自身は、カウンセリングの時点で「今までの美容室では、新しく生えてきた根本の部分しか矯正していません。」と伝えたらしいのですが「僕は大丈夫!絶対にチリつかせないから任せて!」「毛先は化粧品扱いの極々弱い薬をつけるので仕上がりを楽しみにしてて」と自信たっぷりに言われたそうです。

今回、施術してくれた美容師さんは以前縮毛矯正専門店で働かれていた経験もあるそうですが・・・
完全に慢心していますね。

つーちゃん
つーちゃん

結果的にチリチリのテロテロの酷い状態になってしまったお客様は気の毒としか言いようがありませんが、この状態を元の状態に戻すのには3年は必要でしょう。

このような事を起こさない為にも、縮毛矯正は安全なリタッチで行うべきなのです。

職人は臆病でなくてはならない

確かに僕も「絶対に大丈夫だから」と言う、そんな錯覚に陥るときがあります。

でもそんな錯覚に陥った時は、必ずといって失敗します。

  • 僕なら大丈夫!
  • 絶対にチリつかせない

なんて気持ちが芽生えると見えるものも見えなくなってしまいます。

そして普段なら絶対にしないような危険なことも平気でやってしまうのです。

お客様に良いところを見せようと不必要な部分にチャレンジしても、結果的に失敗していてはお客様に迷惑をかけるだけなのです。

職人は臆病なぐらいで丁度いいです

常に慎重に自分の技量に慢心せず
そのお客様の髪の3年後を考える事

矯正屋では、この精神を持って縮毛矯正の施術に当たっています。

 

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