大阪の 縮毛矯正 専門店矯正屋の辻です。
縮毛矯正で失敗されて酷い状態になったので矯正屋に駈け込んでくる方が意外と多くいます。
その際にどんな状況だったのか?をお客様から聞くわけですが、大抵の場合は美容室の対応に問題があると感じます。
勿論、トラブルを起こした美容室が一番悪いのですが、同時にそんな美容室を選んだお客様にも多少の落ち度があるとも思います。
失敗の後の対応が酷かった美容室
先日ご来店されたお客様の話しですが、美容室の対応が酷かったので書いてみました。
お客様の状況は以下の通りです
- 矯正屋にご来店の前日に某美容室で縮毛矯正
- その際に同時にエアウェーブも施術
- エアウェーブが酷い仕上がりですぐにパーマを落としてもらった
- さらにチリチリになり翌日に矯正屋に来店
ご来店時の髪の状況は、毛先から30センチほどが全体的にビビリまくった状態になっていました。
さすがの僕もこんなのを見るのは初めてです。
縮毛矯正をする美容師は臆病でなくてはならない
今回の美容師さんの失敗の原因は「慢心」です。
- 自分なら大丈夫!
- 絶対にチリつかせない
そんな慢心があるので、縮毛矯正+エアウェーブなどと言うリスキーな施術が行えたのです。
誰しもが「絶対に大丈夫だから」と言う、そんな錯覚に陥るときがあります。
でもそんな錯覚に陥った時は必ずといって失敗します。
縮毛矯正を行うときは臆病なぐらいで丁度いいです
- 必要以上に慎重になり
- 自分の技量に慢心せず
- そのお客様の髪の3年後を考える事
この精神を持っていない美容師の縮毛矯正は非常に危険だと言う事です。
大切なのは 縮毛矯正 で失敗をした後の対応
聞くと、この美容室は「傷まない縮毛矯正」を売りにしているですが、そもそも傷まない縮毛矯正などこの世には存在しません。
その存在しない物を「ある」と嘘を付いてお客様をおびき寄せた胡散臭い美容室です。
この時点で疑わなかったお客様にも落ち度が無いわけではありません。
縮毛矯正は人が行う美容技術なので常に失敗のリスクは付きまといます。
何時だれが失敗したとしてもおかしくは無いのですが、大切なのはその失敗を犯した後のお客様への対応です。
交通事故と同じように、その後の対応で印象や評価が大きく変わるのです。
今回失敗した、その某美容室の対応は最悪でした。
髪が酷く傷み落ち込んでいるお客様に対して言った言い訳は
- 当店のパーマや縮毛矯正が失敗したわけでは無い
- 前回の縮毛矯正が悪いのでこの結果になった
だそうです・・・
しかも、縮毛矯正の料金はしっかりと請求されて、まるで髪を傷めた事に3万円以上のお金を払ったみたいでなんだか納得できませんね!
この美容室の対応で酷い点は、失敗しても決して謝らなかったこと。
そして失敗しても料金をしっかりと請求している事です。
これって自分のミスで交通事故を起こしておいて、車に欠陥があったって言い張っているようなものと全く同じですよ。
実際にそんな事件がありましたけど、そんなこと間違っているって・・・思いませんか?
かなり重症だったのですが、とりあえずストランドテストをしてみて、今よりはマシに出来そうだったのでビビリ補修をさせていただきました。
結果は、かなり毛羽立ちは残ったものの
ご本人も「失敗する前よりもきれいになった」と言っていただいたので最初の状態よりはマシになったかな・・・・
虫歯と同じで一度傷んだ髪が元通りになる事はありません。
だからこそ縮毛矯正の美容室は本当に慎重に選ばないといけないと言う事です。