20年のキャリアを持つ縮毛矯正のプロが犯した世紀の大失敗とは!

20年のキャリアを持つ縮毛矯正のプロが犯した世紀の大失敗とは!

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大阪の縮毛矯正専門店・矯正屋の辻です。

縮毛矯正の専門家として本当は秘密にしておきたい事なのですが、私は縮毛矯正の専門家としての20年以上の歴史の中で縮毛矯正での大きな失敗を2回犯しています。

そのうちの一つは「縮毛矯正歴20年のプロが教える縮毛矯正に失敗する3つの理由と対策」と言うブログ記事に書きましたが、今回のブログにはもう一つの大きな失敗体験を書いてみたいと思います。

中々にエグイ失敗ですが30年も昔のまだ全然未熟だったころの失敗ですので、くれぐれも今の私と混同しないようにお願いいたします。

自分史上最大の失敗・この失敗があったから僕は縮毛矯正の専門家になれた

まず最初に言っておきたいことは、失敗という物の存在を忘れてはいけないと言う事です。

何故ならどんな天才でも失敗は必ず犯すからです。

その必ず犯す失敗を自分だけは犯さない・・・と思い込む事に根本的な無理があるのです。

自動車の運転を毎日する人と自動車の運転を殆どしない人では、どちらが事故を犯す確率が高いでしょうか?

例え運転技術が優れていても、自動車の運転を毎日する人と自動車の運転を殆どしない人では毎日運転をする人の方が事故を犯す確率は高くなるのです。

だからこそ常に事故を意識し、事故に備えておかなければいけないのです。

縮毛矯正も同じです。

私のように毎日3~5件の縮毛矯正をしていると、縮毛矯正の件数の少ない美容師に比べて縮毛矯正の失敗を犯す件数は多くなると思います。

私は20年以上の縮毛矯正の専門家と言う歴史の中で過去に2回非常に大きな失敗を犯しました。

失敗してしまったお客様には今でも大変申し訳なく思っていますが、私はこの大きな失敗から大切な事を沢山学ぶ事が出来ました。

現在の私は「縮毛矯正の失敗」を常に意識しています。

  • もしかするとこの縮毛矯正で失敗を犯すかもしれない
  • この縮毛矯正に失敗するとお客様がどれだけ悲しむか
  • 自分がどれだけ大変な窮地に追い込まれるのか

そんな「縮毛矯正の失敗」を常に意識し、失敗を想定しながら縮毛矯正に当たっています。

ですので交通事故のような大きな失敗を犯す事は少ないでしょう・・・

しかし、癖が伸び切らなかった・ほんの少しだけダメージしてしまったなどの小さな失敗を犯すかもしれませんが、万一失敗した際に何を学ぶのか・・と言う事こそが最も大切なのだと考えています。

30年前の縮毛矯正との最初の出会いで悲惨な大失敗を体験

今から30年ほど昔の話・・・

その時私は縮毛矯正という物に初めて出会いました。

しかしその出会いは最悪の出会いで、当時26歳だった私は「縮毛矯正なんか二度としない」と心に誓ったのを覚えています。

その私がその八年後に縮毛矯正専門店をOPENさせ20年以上も縮毛矯正の専門家を続けていると言うのは何だか不思議な気持ちです。

当時は縮毛矯正を行っている美容室など殆どなかった

私は25歳の時に大阪の八尾市に美容室をOPENさせました。

当時はカットやパーマが主流で、縮毛矯正と言う言葉すらなくストレートパーマと言うメニューで展開している美容室が殆どです。

当時の私は、このストレートパーマが大嫌いで独立開業した自分の店にはストレートパーマは必要ないと言うスタンスでした。

何故ストレートパーマが大嫌いだったのか?

それは、そんなものをしても癖毛が真っ直ぐになる事など全くなく、お客様をガッカリさせる事が施術している私たちに取っても大きなストレスだったからです。

そんな中で大手の美容室が縮毛矯正を展開しだしました。

当時、TVコマーシャルをバンバン打ち全国展開している乗りに乗っている大手美容室がありました。

その大手美容室が○イヤ〇ストレートパーマと言う、単価7万円の本当に伸びるストレートパーマを展開し大ヒットさせていると言う噂が僕の耳に入ってきました。

当時はインターネットなど無かったので、情報の伝達が異常に遅くて他店の情報など殆ど入ってこなかったのです。

ちなみに、この時点でもまだ「縮毛矯正」と言う言葉は存在していませんでしたね。

つーちゃん
つーちゃん

そのように本当に伸びるストレートパーマなら是非試してみたいと思っていた矢先に、ある美容ディラーがタイミング良く私の店に営業にやってきたのです。

その美容ディラーから、大手美容室のストレートパーマと同じように本当に伸びるストレートパーマの薬剤を扱っているので是非試してくれませんかと提案され私はその提案を受け入れることにしました。

自店のお客様をモデルにデモンストレーションを実施

お客様にお願いして自店で新しい薬剤のデモンストレーションを行うと言うのが当時は当たり前でしたので、最も癖の強いお客様にモデルをお願いし閉店後にデモンストレーションを行いました。

薬剤メーカーのインストラクターの指導の下に、私をはじめスタッフが施術に当たります。

とは言え施術の9割は薬剤メーカーのインストラクターが行い、私たちはシャンプーなどのほんの少しの補助をする感じでした。

つーちゃん
つーちゃん

この時の私は、薬剤から漂う異常なほどのアンモニア臭に違和感と嫌な予感を抱きましたが、まさかその嫌な予感が的中するとは思いもしませんでした。

大変です髪が溶けてます・・・は?何言ってるの?

塗布した薬剤をシャンプー台で流した時に異変を感じたスタッフが真っ青な顔で僕に小声で耳打ちしに来ました・・・

「大変です髪が溶けてます」

髪が溶ける?そんな状況なんて見たことも聞いたことも無かったので僕には彼が言っている言葉の意味がよく理解できませんでした。

急いでシャンプーボールを覗いてみると、本当に髪が溶け落ちた髪の毛がシャンプーボールいっぱいに溢れている惨状・・・

この惨状を目の当たりにした僕は、気が動転し何をどう対処していいのかが全く分からずインストラクターに詰め寄るしかありませんでした。

「これはどうなっているんだ」

当のインストラクターも完全に動揺し「大丈夫です」としか言わず、モデルであるお客様の髪を触り「うん大丈夫」「うん大丈夫」「良い感じ良い感じ」と自分に言い聞かせながら施術を進めていきましたが、この段階で髪は滅茶苦茶に切れていますので大丈夫なはずが無いのです。

インストラクター失神で救急車を呼ぶ修羅場に

当然ながら結果は悲惨な大失敗・・・

お客様は泣きじゃくり、連絡を受けたお父さんが登場し何がどうなっているのかの説明を求めらました。

説明も何も「失敗した」としか言いようも無く僕が言葉に詰まっていた時に、同行していた美容ディラーの営業マンが「申し訳ございませんでした」といきなり土下座をしました。

この滅茶苦茶重い空気の中で、当のインストラクターは真っ青な顔で無言のまま直立不動しています。

少し様子がおかしいな・・と思った瞬間に彼は緊張のあまり失神して倒れてしまい救急車を呼ぶと言うとんでもない修羅場になってしまいました。

この縮毛矯正の失敗で学んだこと

それは縮毛矯正の恐ろしさであり、トラブルを受けたお客様の悲しみの深さです。

そして同時に、その失敗の責任に対する向き合い方も学ぶ事が出来ました。

今回のトラブルは、言ってみたら美容ディラーとインストラクターが犯したトラブルのようなものなので責任の所在をそちらに丸投げしても良かったのですが、やはり自店のお客様の事でもありますし地域密着型の美容室としてはこのトラブルから逃げるわけには行きませんでした。

私に出来る可能な限りの事はさせて頂きました。

具体的には言えませんが、かなりの額の金銭も使いましたし美容師らしく技術での責任の取り方も行いました。

彼女の為に毎朝早く出勤し、出社前の彼女の髪のメンテナンスを行うと言う事も2年近く続けました。

正直本当に大変でしたが、縮毛矯正の失敗を犯すとここまで大変な思いをお互いがしなくてはいけないと言う事を学びました。

これが僕と縮毛矯正との初めての出会いであり、絶対に縮毛矯正などは二度としないと心に誓った出来事でした。

そんな僕が、この出来事の8年後に縮毛矯正の専門店を開業し、縮毛矯正の専門家として熟して来た頃にもう一度大きな失敗を犯すわけです。

ブログ記事➡「縮毛矯正歴20年のプロが教える縮毛矯正に失敗する3つの理由と対策

この二回目の失敗の時に、この30年前の最初の失敗の時に学んだ事がしっかりと生かされて、お客様も納得していただける対応を取ることが出来ました。

もちろん現在の私は「縮毛矯正の失敗」を常に意識しています。

  • もしかするとこの縮毛矯正で失敗を犯すかもしれない
  • この縮毛矯正に失敗するとお客様がどれだけ悲しむか
  • 自分がどれだけ大変な窮地に追い込まれるのか

そんな「縮毛矯正の失敗」を常に意識し、失敗を想定しながら縮毛矯正に当たっていますのでご安心ください。

縮毛矯正 の失敗

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