大阪の 縮毛矯正 専門店・矯正屋の辻和典です。
矯正屋の縮毛矯正やダメージ補修は化学反応を利用した施術なんですが、世の中には化学的な成分が怖いって思っている人が多いですね。
なので、なるべく一般の方にも解りやすい表現でその事について書いてみたいと思います。
目次
化学的なものって・・・なんか身体に悪いとかってイメージがありますよね。
化学的なものって怖い・・・というイメージの代表格は、やっぱり何といってもシリコンですよね。
- ☞シリコン=化学的だから悪い
- ☞ノンシリコン=自然派だから髪に良い
そんなイメージって、多くの方がわりと根強く持っていて、それを払拭するのに毎回苦労します。
それって僕から言わすと完全な勘違いですし、美容メーカーによる洗脳だと思うのです。
要するに多くの人が持っている「化学的なものは怖い」というイメージを利用した販売戦略の一つなのです。
その証拠に、「ノンシリコン」を前面に押し出して販売戦略を行っているメーカーの殆どが、あまり聞いたことのない弱小零細メーカーばかりで、大手メーカーでノンシリコンに拘っているメーカーは少ないように感じます
結局のところ・・・
大手メーカーが使用しているシリコンを「悪」にすることによって、「ノンシリコン」と言うと売れると言う弱小零細メーカーの苦肉の策なわけです。
しかしこの苦肉の策が思いのほか上手くいき、多くの方がそれを信じ込んでしまったわけです。
最近でこそ若干少なくなってきましたが、未だにノンシリコン信者の方は一定数居るように思いますが・・・
ホームケア製品において「ノンシリコン」に拘っているお客様の髪で、キレイな髪の人を見た記憶が僕にはありません。
ノンシリコンが安全で、シリコンが危険どころか
むしろ僕はヘアケアにはシリコンは欠かせないと思っています。
髪は死滅細胞です。
しかもその死滅細胞である髪をさらに傷めたのがダメージヘアです。
まぁ・・・解りやすく言えば
腐った死体wwみたいなのがダメージヘアって事です。
その腐った死体を、どーやって蘇らせますか?って事がヘアケアであり、僕達がやる縮毛矯正や補修技術なワケですね!
そして、その縮毛矯正や補修技術にはシリコンをはじめとした化学的な素材は欠かすことが出来ない材料なわけです。
イメージして下さい。
腐った死体ww
この腐った死体を自然の薬草なんかで復活出来ると思いますか?
どー考えても腐った死体は、自然の薬草やお祈りなんかでは復活はしませんよねww
もちろん、腐った死体は何をやっても復活出来ません・・・
でも・・・
復活できないなら!化学の力でサイボーグにしたらどうでしょうか?
サイボーグなら、なんか復活できそうな気がしませんかwwwww
生きていたものと全く同じ・・・とはいかないかも知れないけど
姿かたちは生きていたものと限りなく近い状態に作る事・・・
これが僕達がやる縮毛矯正や補修技術なワケです。
矯正屋の縮毛矯正や補修技術は、めちゃくちゃ化学反応を利用した施術です
矯正屋の縮毛矯正や補修技術は、いくつかの化学反応を重ねていくのですが、そのファーストステップとして【コアセルベート】という化学反応を行います。
コアセルベートって言うのは、シャンプーに配合されている「アニオン性界面活性剤」と「カチオン化ポリマー」を反応させて水に流れにくい皮膜を作ることです。
コアセルベートによって出来た疎水性物質は「カチオン化ポリマー」が多く含まれているため髪を保護する役割を持ちます。
矯正屋の全ての施術では、このコアセルベートをしっかりと行い、キレイな髪になるように下地を作る所からスタートします。
コアセルベートで作るのは水に溶けない皮膜=つまり「疎水性被膜」です。
健康な髪は「疎水性」と言って水を嫌う性質を持っています。
逆に・・・
傷んだ髪は「親水性」と言う水を好む性質になってしまっています。
傷んだ髪になればなるほど、ドライヤーをかけても乾かない・乾きにくいのはそのためです。
つまり!傷んだ髪を健康な状態の髪に近づけようと考えた場合、「親水性」になった髪を、より「疎水性」に持っていく必要性があります。
多くの美容室でのトリートメントやホームケアで傷んだ髪が改善されないのは、この【「親水性」になった髪を、より「疎水性」に持っていく】と言う、当たり前の部分が間違っているからです。
傷んで「親水性」になっている髪に、同じ「親水性」の保湿だとか保水だとかの処理剤やトリートメントや油をいくらしたところで問題の解決にはならない・・・って事です。
大切なのは「疎水性」に持っていく疎水化であり
傷んで乾きにくくなっている髪を、スパン!と乾くようにする・・・そんな疎水化のための処理なんです。
矯正屋で行うコアセルベートは、そんな疎水化のためのファーストステップであり大切な下地処理です。
この下地処理をしっかり行うかどうかで仕上がりが変わってくるという訳ですね。
ホームケアでも化学的な素材であるシリコンは決して怖くないです。
髪のダメージが気になる人ほど、シリコンに目を向けてみて下さいね。